要旨
ハイブリッド技術の軽量小型な二輪車への適用には減速回生可能なエネルギー量が少ない,ハイブリッドシステムの搭載スペースが限られているなどの課題がある.それらの課題を解決し最大限の燃費改善効果を得るため,二輪車としては既に市販技術であるスタータACジェネレータによるアイドリングストップシステム,電子制御燃料噴射システム,電子制御ベルト式Continuously Variable Transmission(CVT),後輪直接駆動式モータを採用したシリーズ・パラレル式ハイブリッドシステムを製作した.本システムを搭載した実験車両は排気量50 cm3のスクータをベースに用いた.シート下のユーティリィティスペースを確保し,かつ,ハイブリッドシステムを小型化し,排気量50 cm3エンジンの量産車と同等の車体サイズを実現した.また,燃費はECE40モードで60%の向上を実現した.
参考文献
- (1)福尾幸一,藤村章,斉藤政昭,角田和彦,瀧口士郎:超低燃費ハイブリッドカー「インサイト」の開発,HONDA R&D Technical Review, Vol.11, No.2, p.1-8
- (2)長谷川祐介,青柳暁,米倉尚弘,阿部浩之:シリーズハイブリッド車におけるエネルギー効率の改善,HONDA R&D Technical Review, Vol.12, No.1, p.79-84
- (3)荻原秀実:内燃機関用ピストンスカート部への固体潤滑剤付与技術とその効果,Honda R&D Technical Review, Vol.14, No.1, p.85-92
著者(所属)
掲載情報
Honda R&D Technical Review Vol.18 No.2 収録 (110 - 115)
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引用情報
小島 浩孝, 大関 孝, 岡野 則明, 塚田 善昭.
小型スクータハイブリッド車の研究
Honda R&D Technical Review Vol.18 No.2 pp.(110 - 115)2006.
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