要旨
コンパクトカーの多くに採用されているフロントストラット形式およびリヤトーションビーム形式のサスペンションシステムをロードノイズ性能の観点から考察した.解析対象周波数は100 Hzから200 Hzの低周波領域とした.同形式サスペンションを有する14車種の車両実験により,共通したサスペンション振動モードが存在することを明らかにした.また,FEモデルによる解析によりそれぞれの振動モードのメカニズムを理解し,ロードノイズ性能を向上させるための設計指針を得ることができた.
参考文献
- (1) 城戸一郎,末岡淳男:2つの分系が強く連成する振動系の解析法(第1報,自動車サスペンションへの適用),日本機械学会論文集(C編),71巻,712号,p.1-8(2005)
- (2) 城戸一郎,上山さぎり,末岡淳男:2つの分系が強く連成する振動系の解析法(第2報,自動車のタイヤとホイールへの適用),日本機械学会論文集(C編),72巻,715号,p.735-742(2006)
- (3) 三山栄仁,赤松博道,影山雄介,海老澤弘道,森田真一,田中克則,塩川直希,宮川隆行:ロードノイズスペクトル適正化のためのタイヤ固有値コントロール技術開発,自動車技術会学術講演会前刷集No.41-09(20095194), p.17-22(2009)
- (4) 神山洋一:FEモデルによるサスペンション振動解析,Honda R&D Technical Review, Vol.16, No.1, p.213-218
著者(所属)
掲載情報
Honda R&D Technical Review Vol.23 No.1 収録 (120 - 126)
論文PDF
PDF 1.1MB
引用情報
中村 聡, 牧 俊光, 杉本 寿敬.
ロードノイズ低減のためのサスペンションシステムの考察
Honda R&D Technical Review Vol.23 No.1 pp.(120 - 126)2011.
引用情報をコピー
コピーしました