高塗装性水性中塗り塗料の開発

要旨

水性中塗り塗料は,塗装時の温度の影響を受けやすく一定の温度条件とする必要があるため,省エネルギーの観点から塗装温度幅の拡大が求められている.塗装温度幅を拡大するため,塗料固形分変化に対して塗料粘度変化を抑制できる塗料樹脂組成を検討した.塗料樹脂中の親水性成分比率を増やすことで,塗着直後の低固形分領域では樹脂の相互作用が強くなり高粘度化し,乾燥前の高固形分領域では樹脂相転移が緩和され低粘度化し,塗料粘度変化を抑えられることを見い出した.この手法を用いて塗料開発をおこなった結果,従来塗料で±3 ℃であった塗装温度幅を,開発塗料で±10 ℃まで拡大することができた.

参考文献

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著者(所属)

掲載情報

Honda R&D Technical Review Vol.23 No.1 収録 (106 - 111)

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引用情報

居原 理.
高塗装性水性中塗り塗料の開発
Honda R&D Technical Review Vol.23 No.1 pp.(106 - 111)2011.
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