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燃料電池自動車用リチウムイオン電池システムの開発

要旨

燃料電池自動車Honda FCX クラリティ用のリチウムイオン電池システムを開発した.本システムは従来のHonda FCX へ搭載されていたウルトラキャパシタを超える出力を達成すると共に,エネルギー回収率を向上させることで,発進加速,燃費性能の向上を実現した.また電池に対し適切な冷却,制御を実施することで耐久信頼性においても十分に満足している.車両搭載においては従来のHonda FCX に対し重量で40%減,容積で50%減を達成し,車両フロア下へのシステム搭載を実現した結果,キャビンスペースの拡大といった,車両の商品性を向上させた.また水や埃における耐環境性向上も実現している.

参考文献

  1. (1)川崎聡志,内堀憲治,村上義一,清水潔,藤本幸人:次世代燃料電池スタックを搭載したNew Honda FCXの開発,Honda R&D Technical Review, Vol.18, No.1, p.45-50
  2. (2)為乗浩司,山本康一,姉川彰博,田口剛,久保田真也,川原誠:燃料電池自動車用電気二重層キャパシタシステムの開発,Honda R&D Technical Review, Vol.15, No.1, p.25-30
  3. (3)沖尚彦,松本謙治,佐藤健児,池尾充,松本康弘,安部直行:燃料電池自動車用高出力電気二重層キャパシタセルの開発,Honda R&D Technical Review, Vol.15, No.1, p.31-36
  4. (4)吉田浩明,今村文隆,井上剛文,駒田周美:宇宙用リチウムイオン電池の容量低下メカニズムとその寿命予測方法,Electrochemistry, Vol.71, No.12, p.1018-1024(2003)
  5. (5)日本工業規格JIS C0704:1995,制御機器の絶縁距離・絶縁抵抗及び耐電圧
  6. (6)日本工業規格JIS Z8901:2006,試験用粉体及び試験用粒子

著者(所属)

掲載情報

Honda R&D Technical Review Vol.21 No.1 収録 (40 - 45)

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引用情報

山本 康一, 姉川 彰博.
燃料電池自動車用リチウムイオン電池システムの開発
Honda R&D Technical Review Vol.21 No.1 pp.(40 - 45)2009.
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