要旨
座り心地,乗り心地,乗員の運転しやすさの向上と軽量化をねらいとした,車両用シートクッションのための,ポリウレタンフォームを開発した.静的な性能である座り心地については,硬さ感,ぐらつき感,底付き感,ばね感について官能評価をおこない,各評価指標とポリウレタンフォーム特性値の関係を明確にした.また,動的な性能である乗り心地については,人体の振動特性に注目し,ポリウレタンフォーム特性を調整することにより性能が向上できることを明らかにした.これらの結果からポリウレタンフォームの設計手法を確立することができた.この開発手法を用いて,座り心地,乗り心地に優れ,振動やぐらつき感が少なく,かつ軽量なシートを実現することができた.
参考文献
- (1) http://hdl.handle.net/10069/24818
- (2) 自動車技術会編:3章人間工学ベースの新技術,3.1負荷低減,a. シートの疲労軽減技術,自動車の人間工学技術(2008)
- (3) 村田義幸,高木大輔,佐々木孝之,原田久一,豊田賢伯:高性能シートクッションパッドの開発,自動車技術,Vol.60, No.7, p.62-67(2006)
- (4) 野崎博路:自動車工学入門 第3章 乗り心地・振動,p.65-66(2005)
著者(所属)
掲載情報
Honda R&D Technical Review Vol.26 No.1 収録 (129 - 138)
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引用情報
石井 直人, 松本 伴紀, 青 励.
官能評価手法に基づいたシート用ポリウレタンフォーム設計手法による高性能ポリウレタンフォームの開発
Honda R&D Technical Review Vol.26 No.1 pp.(129 - 138)2014.
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