要旨
Hondaの次世代エンジンシリーズとして,低CO2排出性能と高出力を両立した新型2.4 L i-VTEC 4気筒直噴ガソリンエンジンを開発した.本エンジンは,吸気バルブ間に高圧マルチホールインジェクタを備えた直噴システムを採用し,均質混合気の形成と燃焼改善をねらった吸気ポート,燃焼室形状,インジェクタ噴霧,燃料噴射制御の最適化をおこなった.骨格刷新によるフリクション低減技術の適用と合わせ,4%の最高出力,12%の最大トルクの向上,5%以上のエンジン単体燃費改善を達成した.本エンジンを搭載した2013年モデルAccordは,高効率CVTトランスミッションの採用,車体改良と合わせ,11%のEPAラベル燃費向上,California Air Resources Board排出ガス規制におけるLEVⅡSULEVレベルの低排出ガスを達成した.また,振動騒音性能に必要な部位への剛性を確保しつつ,軽量化を図った新骨格を適用し,従来型エンジン同等以上の振動騒音性能と軽量化の両立を実現した.
参考文献
- (1) 新里智則,林有登:新型2.0 Lリーンバーンエンジンの開発,Honda R&D Technical Review, Vol.12, No.2, p.45-54
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Honda R&D Technical Review Vol.25 No.2 収録 (17 - 25)
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本橋 康弘, 久保田 賢司, 赤石 伸行, 石木 和也, 岩本 崇, 木下 将一.
新型2.4L直噴エンジンの開発
Honda R&D Technical Review Vol.25 No.2 pp.(17 - 25)2013.
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