車体軽量化を目的とし,Hondaでは軽量化とコスト効率の高いアルミニウム,鋼板ハイブリッドドアを開発した.このハイブリッドドアの課題は,結合部における異種金属接触腐食である.双方の電位差による腐食が発生し,商品性を低下させる可能性がある.この課題を解決するため,シーラを塗布し水浸入を遮断することとした.このシーラには使用環境で水密性を確保することに加え,シーラ硬化過程におけるスキンパネルのひずみを防止するために低弾性係数が求められる.そこで,低弾性シーラを用いた塗布仕様を開発することでシーラ水密構造を確立した.
Honda R&D Technical Review Vol.25 No.1 収録 (67 - 70)