要旨
二輪車の試作車体製作時,自動溶接工程における加工条件である電流と電圧,ひずみ量の見込みを決定するために,テストピースを用いた溶接実験からデータベースを構築した.このデータベースから実験式を導出し,電流と電圧を算出した.この算出結果を元に,熱収縮量を予測する手法を確立した.この手法により,溶接テスト用の車体を用いることなく加工条件の設定が可能となった.さらに,開発初期段階で量産同等品を用いた開発テストの実施が可能となった.これらにより,溶接部の設計仕様の早期決定,試作車製作日程の短縮と開発コストの削減が可能となった.
参考文献
- (1) (社)溶接学会編:溶接便覧 改訂3版,丸善出版,p. 150-159, p. 331-340, p. 1357(1985)
- (2) 徳丸芳男,岡野修一 ほか:機械工作1 改訂版,実教出版,p. 209-210(1989)
- (3) 上田 敬三郎:溶接 第9版,神鋼溶接サービス株式会社,p. 98-99(2010)
著者(所属)
掲載情報
Honda R&D Technical Review Vol.24 No.1 収録 (99 - 107)
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引用情報
岡島 秀典, 古舘 賢一, 福田 賢太.
自動溶接機による二輪車の試作車体製作における溶接条件設定とひずみの予測手法
Honda R&D Technical Review Vol.24 No.1 pp.(99 - 107)2012.
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