• Home
  • 論文一覧
  • フィルムスタッキング法によるCFRTPのダイレクト立体成形技術の開発

フィルムスタッキング法によるCFRTPのダイレクト立体成形技術の開発

要旨

炭素繊維強化プラスチックは,車両の軽量化に大きく寄与できるが,材料とともに製造コストが高いため,その適用が限られていた.我々は,この材料を二輪車に広く利用可能とするため,熱可塑性炭素繊維強化プラスチックを材料とし,部品を廉価に製造可能とする技術の開発をおこなった.成形には,熱可塑性樹脂フィルムと炭素繊維織物を積層し,熱プレスで成形するフィルムスタッキング法を採用しつつ,プリプレグを経ずに直接立体形状を成形する製法を開発した.本製法を適用時に,部品に発生した外観意匠性の課題を金型の温度や形状を工夫することで解決し,強度を維持しつつ繊維の乱れのない製品を実現した.なお,開発された製法は,CRF450 Rallyの部品に適用され,その実用性が証明されている.

参考文献

  1. (1) 田中尋真:F1レギュレーションと技術の変遷:Honda R&D Technical Review, F1 Special (The third Era Activities), p. 4-11, (2009)
  2. (2) 山根保夫,桜庭智裕:CFRPによる軽量フードおよびリアスポイラの開発, Honda R&D Technical Review, Vol. 15, No. 1, p. 209-214
  3. (3) 多加充彦,木水貢,廣崎憲一,来丸秀俊,来丸雅信,桜井義一,南俊彦,北文雄:熱可塑性CFRPを用いた自動車車体部品のプレス成形技術に関する研究,石川県工業試験場研究報告,64号,p. 1-6, (2015)

著者(所属)

掲載情報

Honda R&D Technical Review Vol.29 No.2 収録 (102 - 109)

論文PDF

PDF 2.3MB

引用情報

遊座 嘉秀.
フィルムスタッキング法によるCFRTPのダイレクト立体成形技術の開発
Honda R&D Technical Review Vol.29 No.2 pp.(102 - 109)2017.
引用情報をコピー
コピーしました