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CLARITY FUEL CELL搭載の新型燃料電池用セパレータの開発

要旨

CLARITY FUEL CELLの燃料電池スタックをフロントフード内に搭載するため,小型かつ耐衝撃性の高い燃料電池用セパレータを開発した.小型化のためセパレータのシール断面形状を従来の裾野の広い台形から長方形に変更することで,シール幅を低減し,スタック容積を約3 L削減した.また,セパレータを樹脂およびゴムで覆い絶縁性を確保することで,一般的に用いられるエンクロージャボックスなどの防水や絶縁構造が不要となり,きょう体にシール部品を必要としない構造を確立できた.さらに,シール成形時にシール材と同じゴムで流路構造を形成することにより,部品削減と工程簡素化をおこなった.また,セパレータの四辺に樹脂製の凹凸部を設け衝突時のセパレータのずれを抑制することで耐衝撃性を向上させた.これらの構造を有するセパレータをプレス成形,樹脂成形およびゴム成形それぞれ1工程で製造できる仕様とし,低コストかつ大量生産可能な製法を開発した.

参考文献

  1. (1) 井ノ上雅次郎,斉藤信広,内堀憲治:Honda FCX搭載の次世代燃料電池スタック,Honda R&D Technical Review, Vol. 17, No. 2, p. 8-13
  2. (2) 斉藤信広,菊池英明,中尾靖宏:FCXクラリティ搭載の新燃料電池スタック,Honda R&D Technical Review, Vol. 21, No. 1, p. 15-22
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  4. (4) 佐藤雅彦,千葉裕人,井ノ上雅次郎:燃料電池スタックにおけるセル面内CCM含水量分布計測システムの開発,Honda R&D Technical Review, Vol. 28, No. 1, p. 15-23
  5. (5) 竹中啓恭:原理と電極反応,燃料電池技術とその応用,テクノシステム,p. 91, (2000)
  6. (6) 一ノ瀬浩,森元一,猿橋謙:MIRAIを支える高機能FCスタックケースの開発,TOYOTA Technical Review, Vol. 62, p. 176-180, (2016)

著者(所属)

掲載情報

Honda R&D Technical Review Vol.29 No.2 収録 (50 - 55)

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引用情報

木村 義人, 小山 賢, 儀賀 章仁, 小此木 泰介.
CLARITY FUEL CELL搭載の新型燃料電池用セパレータの開発
Honda R&D Technical Review Vol.29 No.2 pp.(50 - 55)2017.
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