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新型CIVICのビークルダイナミクス性能向上技術

要旨

セグメントNo.1を目標に新型CIVICのビークルダイナミクス性能を開発した.操安性能と乗り心地性能を両立するため,高い後輪等価コーナリングパワーを有する新型リヤサスペンションを開発した.サスペンション可動部のフリクションとヒステリシスの低減により,路面からボデーへの伝達力を低減し,車体挙動を非連成とすることにより,路面に吸い付くようなコーナリング性能とフラットライド性能を両立した.デュアルピニオン式電動パワーステアリングと可変ギヤレシオを採用し,ステアリング支持剛性を向上することにより,幅広い操舵と車速領域におけるスムーズでリニアなステアフィールとハンドリングを両立した.ボデーのバルクヘッド環状構造化によるねじり剛性向上と,格子状フレーム配置によるフロア剛性向上により,リニアなハンドリング性能と,走り出した瞬間から長距離走行まで快適な乗り心地性能を実現した.これらの結果,同セグメントにおいて世界トップレベルのビークルダイナミクス性能を達成した.

参考文献

  1. (1) 豊島貴行,松澤俊明,伊藤憲悟,遠藤喜章,高野広喜,牛村智也:量産車のMBDにおけるシャシ性能設計技術の構築,Honda R&D Technical Review, Vol. 29, No. 1, p. 49-58
  2. (2) 大滝雄介,日下馨,中原淳,久世正文:ハンドリングと乗心地を両立するための非線形CAE技術,Honda R&D Technical Review, Vol. 29, No. 1, p. 151-159
  3. (3) 松林努,松田修:新型CIVICの車室内振動低減技術,Honda Technical Review, Vol. 29, No. 1, p. 25-30

著者(所属)

掲載情報

Honda R&D Technical Review Vol.29 No.1 収録 (10 - 16)

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引用情報

小林 未来登, 山田 将也.
新型CIVICのビークルダイナミクス性能向上技術
Honda R&D Technical Review Vol.29 No.1 pp.(10 - 16)2017.
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