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パワートランスファユニットギヤ音のNV設計技術構築

要旨

四輪駆動車に搭載されるパワートランスファユニットのNV性能を,図面段階で予測する技術を構築した.パワートランスファユニットに内蔵されるハイポイドギヤの噛合いから発生するギヤ音を対象に,有限要素解析モデルを構築した.起振源となるハイポイドギヤのモデルは,ギヤ歯の質量と回転軸のイナーシャを補正するため,6面体要素とシェル要素を組み合わせてモデル化した.また,ハイポイドギヤの噛合いモデルは歯剛性を考慮した5重節点モデルとすることで,400 Hzから1600 Hzの周波数範囲において実稼動振動のピーク周波数誤差±5%以内とピークレベル誤差±2 dB以内を達成した.この予測精度と計算に必要な時間は,開発初期段階での仕様検討を可能とするのに十分である.

参考文献

  1. (1) 神田靖典,藤井浩司,畑村耕一,熊野昌平,栗栖徹:トランスミッションギアノイズの解析技術,自動車技術会シンポジウムテキスト,No.09-00, p.10-16, (2000)
  2. (2) 松岡貴範,平野芳則,河上哲也:ファイナルドライブギヤノイズ振動伝達特性の制御技術,自動車技術会学術講演会前刷集,No.120-05, p.11-14, (2005)
  3. (3) 坂口和貴,斉藤和弘:トランスミッションケース放射音特性予測評価法の開発,Honda R&D Technical Review, Vol.17, No.1, p.42-45

著者(所属)

掲載情報

Honda R&D Technical Review Vol.28 No.2 収録 (66 - 72)

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引用情報

西小路 拓也, 斉藤 和弘, 平野 至海.
パワートランスファユニットギヤ音のNV設計技術構築
Honda R&D Technical Review Vol.28 No.2 pp.(66 - 72)2016.
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