要旨
小型車や中型車への適用を目的として,トランスミッションへの直接搭載が可能な,コントロールユニットを開発した.直接搭載することで制御デバイスとの距離が近くなり,ハーネス長を削減することができた.また,制御ソフトウェアを階層設計しユニットのソレノイドドライバを共有化することで,さまざまなトランスミッションの制御を可能にした.直接搭載条件におけるユニット内部の電子部品の温度を,実機確認に加えシミュレーションで詳細に把握し対応することで,従来の車体取り付けユニットに対しユニットの最大動作温度を拡大させた.また,取付ブラケットおよびコネクタターミナルの剛性を向上させることで,保証振動周波数帯域を2000 Hzまで拡大し,小型車から中型車までの幅広い車種への適用を可能にした.
参考文献
- (1) 村上真,山中竜夫,貝谷泰正:次世代直列4気筒エンジン用高機能ECUの開発,Honda R&D Technical Review, Vol.26, No.1, p.17-21
- (2) 荒木秀和,齋藤佳奈子,大口良輔,船越允維,山本健介:パワートレインシステムの複雑化に対応するモデルベース開発技術,Honda R&D Technical Review, Vol.26, No.2, p.102-110
- (3) 坂井雄大,岡原章雄,山川靖弘,藤本正彦:新リニアソレノイド駆動ICの開発,富士通テン技報,Vol.16, No.2, p.21-28(1998)
著者(所属)
掲載情報
Honda R&D Technical Review Vol.27 No.2 収録 (34 - 39)
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引用情報
八幡 和樹, 小西 康一, 井上 源太, 茂木 岳晴.
トランスミッション直接搭載コントロールユニットの開発
Honda R&D Technical Review Vol.27 No.2 pp.(34 - 39)2015.
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