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車載ECUのドライブレコーダ機能の拡張とレコード情報収集手法

要旨

エンジンコントロールユニットのドライブレコーダ機能に対して二つの機能の拡張をおこなった. まず,車両診断機を用いて,スナップショット情報を記録する条件式を自由に生成し,条件式を変更可能とする機能を追加した.あらかじめいくつかの条件式のパターンを用意し,それらを組み合わせることで,ねらった事象を確実に記録可能な条件式の生成を可能とした.次に,スナップショット情報を車両外部のサーバへ転送可能な構成とした.サーバへの転送はDisplay Audioユニットのワイヤレス通信機能を利用し,エンジンコントロールユニットからDisplay Audioユニットまでの転送は,スナップショット情報を分割送信することで,小容量データを取り扱う車両ユニット間通信において,大容量データを取り扱うことを可能とした.また,単方向の通信とすることで,通信ラインのバス負荷増加を抑制した.この際,電源の遮断等により,転送が途中で遮断された場合においても,スナップショット情報を再送信することで,データ欠損への対策をおこなった.

参考文献

  1. (1) http://www.arb.ca.gov/msprog/obdprog/obdprog.htm
  2. (2) 今井龍一郎,飯隈浩文,川村俊勝,齋藤照男:故障診断機“スバルセレクトモニターⅢ”,自動車技術,Vol.61, No.2, p.93-97(2007)

著者(所属)

掲載情報

Honda R&D Technical Review Vol.27 No.1 収録 (53 - 58)

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PDF 1.1MB

引用情報

大渕 寛文.
車載ECUのドライブレコーダ機能の拡張とレコード情報収集手法
Honda R&D Technical Review Vol.27 No.1 pp.(53 - 58)2015.
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