水ポンプは長時間にわたり連続で使用されることが多いので,汎用製品のCO2排出量の大部分を占めており,燃費の改善が要求されている.そこで本開発では燃費改善をねらいとして,数値流体解析を用いて,水ポンプの作業性能の調整と効率向上を達成する仕様を開発した.開発した水ポンプは,東南アジア地域の低揚程灌漑作業をおこなう3インチポンプユーザをターゲットとした.ターゲットに合わせたポンプ性能の調整,ポンプ効率の向上,小排気量エンジンの適用,空燃比の調整をおこなうことで,市場の作動領域で従来型に対し20%以上の燃費向上が達成されることを予測し,試験にて効果を確認した.
Honda R&D Technical Review Vol.27 No.1 収録 (30 - 35)