要旨
自動車での長時間走行による乗員の負担を低減するため,着座負担を感じやすい身体特徴を有する人を対象に,腰,骨盤部の姿勢および支持方法について検討した.実験参加者に支持量の異なるシートに着座してもらい,着座負担を主観的に評価するとともに,生理指標を測定した.主観評価にはVisual Analog Scaleを用いた.筋負担の測定では,従来の筋電図に加え,超音波診断装置を用いた深層状態の調査もおこなった.脊柱形状の測定にはスパイナルマウスを用いた.その結果,第3腰椎から第3仙椎までを適正に支持することにより,腰椎下部,および,肩部に負担を感じやすい身体特徴を有する人であっても,着座負担を低減できることがわかった.また,着座負担が小さい方が,骨盤の後傾,腰椎の後弯の両方を抑制できていること,肩部の負担が大きい方が,肩部の深層筋肉が硬化していることがわかった.
参考文献
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著者(所属)
掲載情報
Honda R&D Technical Review Vol.32 No.1 収録 (42 - 48)
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引用情報
太田 誠, 平山 健太, 櫻井 篤実.
身体特徴の影響を考慮した着座負担低減シートの検討
Honda R&D Technical Review Vol.32 No.1 pp.(42 - 48)2020.
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