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MBD性能設計のためのトルクステアシミュレーション技術

要旨

MBD性能設計において,発進時のトルクステアを検討できるデファレンシャルギヤモデルを考案した.定数として扱われていた駆動トルクの左右分配比に,ドライブシャフトの左右不均等なねじり剛性により生じる回転数の左右差を考慮する要素を追加することで,過渡的な左右トルク分配比を再現できるモデルに拡張した.提案手法では,トルクステア発生メカニズムの本質を簡易なモデルで表すことにより,従来は機構モデルによる詳細なモデル化を必要とした過渡的な駆動トルクの左右差の寄与が,MBD性能設計において検討できるようになった.その結果,開発初期の性能設計において,対策手法を定量的かつ効率的に検討できるようになった.提案手法を2016年モデルの量産車開発に適用し,その有用性を確認した.

参考文献

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著者(所属)

掲載情報

Honda R&D Technical Review Vol.31 No.1 収録 (69 - 75)

論文PDF

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引用情報

池田 直史, 豊島 貴行.
MBD性能設計のためのトルクステアシミュレーション技術
Honda R&D Technical Review Vol.31 No.1 pp.(69 - 75)2019.
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