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フロントフード下搭載を実現したFC冷却システム小型化技術

要旨

CLARITY FUEL CELL のFCパワープラントのフロントフード下への搭載を実現するために,FC冷却システムを小型化する技術を開発した.FCスタックは,金属セパレータの腐食予測技術で腐食電流量を精度よく見積り,冷媒の電気伝導率の低減と,セルの絶縁ゴム除去により小型化した.FC冷却デバイスは,配管長を短縮でき,かつ圧損増加にともなう大型クーラントポンプが必要とならない範囲に冷媒電気伝導率を設定した.FC冷却システムは,FCスタックおよびFC冷却デバイスの小型化の寄与度が大きい範囲において,冷媒の電気伝導率を低減した.冷媒の電気伝導率を低減するために,部品からのイオン溶出低減と冷媒の分解抑制を図るとともに,溶出したイオンを常時除去するFC冷却システムを構築した.これらにより,FC冷却システムを前モデル比20%小型化し,世界初5人乗りFCVセダンパッケージを実現することができた.

参考文献

  1. (1) 木村顕一郎,河﨑輝明,大村孝之,渥美淑弘,清水潔:新型燃料電池自動車CLARITY FUEL CELLの開発,Honda R&D Technical Review, Vol.28, No.1, p.1-7
  2. (2) 木村義人,小山賢,儀賀章仁,小此木泰介:CLARITY FUEL CELL搭載の新型燃料電池用セパレータの開発,Honda R&D Technical Review, Vol.29, No.2, p.50-55
  3. (3) 濱祐樹,後藤修平:燃料電池用ステンレスセパレータのセル間腐食の予測技術,自動車技術会 2018年春季大会学術講演会講演予稿集,No.46-18, p.1-6, (2018)

著者(所属)

掲載情報

Honda R&D Technical Review Vol.31 No.1 収録 (62 - 68)

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引用情報

濱 祐樹, 永田 大貴, 後藤 修平, 髙橋 謙.
フロントフード下搭載を実現したFC冷却システム小型化技術
Honda R&D Technical Review Vol.31 No.1 pp.(62 - 68)2019.
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