要旨
北米市場向け新型車両の現地適合性を検証するための専用コースを北海道の鷹栖プルービンググラウンドに新設した.現地コースの走行状態と頻度を分析し,特徴が類似する区間を集約したコースレイアウトにより,走行フィールをそのままに35 kmあった走行距離を新設コースでは16 kmに縮小した.その結果,現地で約60分を要した走行時間を15分に短縮した.さらに,乗心地の再現に必要な路面の短周期で微小な振幅のうねりを設計し施工するため,専用の治具を用いて表層のうねりを舗装する工法を考案し,現地走行で課題となる車体振動を再現した.その結果,鷹栖プルービンググラウンドにおいて,現地特有のドライビングフィールを短時間で検証できるUSコースを実現できた.
参考文献
- (1) 豊島貴行,松澤俊明,伊藤憲悟,遠藤喜章,高野広喜,牛村智也:量産車のMBDにおけるシャシ性能設計技術の構築,Honda R&D Technical Review, Vol. 29, No. 1, p. 49-58
- (2) 大滝雄介,日下馨,中原淳,久世正文:ハンドリングと乗心地を両立するための非線形CAE技術,Honda R&D Technical Review, Vol. 29, No. 1, p. 151-159
- (3) ISO8068: 1995, Mechanical vibration – Road surface profiles – Reporting of measured data
- (4) (社)自動車技術会:自動車技術ハンドブック1基礎・理論編,p. 246-247, (2015)
- (5) 国土交通省:都市・地域整備局長・道路局長通達 舗装の構造に関する技術基準について,(2001)
- (6) 粟津清蔵,浅野繁喜,村尾豊,藤岡宏一郎,山本竜哉:絵とき 土木施工,オーム社,p. 93-109, (2012)
著者(所属)
掲載情報
Honda R&D Technical Review Vol.30 No.1 収録 (77 - 82)
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引用情報
浅田 隆二, 松倉 剛克, 唐崎 英史, 工藤 博之, 加藤 紘.
鷹栖プルービンググラウンド 新設USコース
Honda R&D Technical Review Vol.30 No.1 pp.(77 - 82)2018.
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