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インバータサージ電圧波形と環境変化が自動車用主機モータ巻線の部分放電現象に及ぼす影響

要旨

電動自動車に採用される主機モータ巻線のインバータサージ電圧による部分放電開始電圧の単体評価をおこなった.評価に用いる電圧波形は,波形が部分放電に及ぼす影響を明らかにした上で,電動自動車のインバータ駆動時において最も部分放電が発生しやすい波形条件を包含するように設定した.インバータサージ電圧を用いることで従来の正弦波電圧に対して部分放電開始電圧が22%上昇することがわかった.また主機モータが使われる環境を想定して,部分放電現象における気温,気圧,湿度といった環境因子の影響を明らかにした.以上の結果より,インバータサージ電圧を単体評価に用いることで部分放電開始電圧の上昇が期待でき,環境因子の影響を考慮した絶縁設計をおこなうことで絶縁被膜の薄膜化につなげられることを示した.

参考文献

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著者(所属)

掲載情報

Honda R&D Technical Review Vol.35 収録 (76 - 83)

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引用情報

久保田 誠, 伊東 悠太, 柳澤 岳志, 塚本 能人, 稲葉 莉久.
インバータサージ電圧波形と環境変化が自動車用主機モータ巻線の部分放電現象に及ぼす影響
Honda R&D Technical Review Vol.35 pp.(76 - 83)2023.
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