マニュアルクラッチ操作無しで発進,変速,停止ができ,必要な際にはマニュアルクラッチ操作も可能なHonda E-Clutchシステムを開発した.既存エンジンに対してクラッチアクチュエータを追加し,クラッチ自動制御を実現した.またエンジン側クラッチレバーを3分割構造とし,ライダーのマニュアルクラッチ操作を適切に検知することで,クラッチ自動制御とマニュアルクラッチ操作のスムーズな切り替えも可能とした.これによりこれまで通りのマニュアルクラッチ操作を楽しむこともでき,一方でクラッチ自動制御でよりスポーティに,より楽に走行することも可能となった.本システムは搭載にあたって車両への制約を少なくし,幅広い車両に適用できる構成とした.
Honda R&D Technical Review Vol.38 収録 (37 - 46)