F1 用語集
セッティング
セッティング(英:Setup)とは、サスペンションジオメトリー、空力、ブレーキバランス、ディファレンシャル、車高、ウイング角度、PUマッピングなど、マシン各部をサーキット特性や路面状況、気温、タイヤ特性に合わせて最適化することを指す。「セットアップ」とも呼ばれる。
ダウンフォース量を増やせばコーナリング性能は向上するが、直線速度は低下する。車高を下げれば空力効率は高まるが、底打ちや不安定さのリスクも増えるなど、常にトレードオフのバランスを最適化していく作業がセッティングである。
また、トラック・エボリューションや気温変化によって理想状態は変化するため、フリー走行はセッティングを煮詰める重要な時間となる。
近年はパルクフェルメ規定により、予選後は大幅な変更ができないため、予選前までに方向性を決める必要がある。
セッティングはドライバーの好みやドライビングスタイルにも左右され、同一チーム内でも異なる方向性が採られることがある。マシンの競争力は設計だけでなく、このセッティング能力にも大きく依存する。
