ディレート

ディレート(英:Derate)とは、パワーユニット(PU)MGU-KICEなどの出力を制限し、本来可能な最大性能より低い状態で運用することを指す。F1では主にES(エナジーストア)の残量不足、熱保護、信頼性確保などによって発生し、加速性能や最高速の低下として現れる。エネルギーマネージメントの結果としてストレート後半で電動アシストが減少するデプロイメントが切れた状態を指して用いられることが多い。F1中継でも「ディレートがかかった」というフレーズで登場する。ディレートがかかった際に、後続車に危険を知らせるため「ERSステータスライト」と呼ばれるリアのクラッシャブルストラクチャーライトとリアウイング・ライトが赤点滅する。赤点滅1回はMGU-Kによるパワー供給が最大値である350kW未満の場合に、赤点滅2回はMGU-Kによるパワー供給がゼロの場合にそれぞれ点滅する。また、スーパークリッピングと呼ばれるエンジン全開中にMGU-Kが充電中の場合は高速赤点滅状態となる。

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