アクティブノイズコントロール

ストレスの無い上質な
プライベート空間

走行中の車内にはタイヤのノイズや風切り音、エンジンノイズなど、さまざまなノイズが発生します。
エンジンの振動伝達や排気音などの流入により発生する低周波の騒音を打ち消すことで、高い静粛性を実現し、
快適で上質な室内空間を創出するのが、「アクティブノイズコントロール」です。

どんな技術?

エンジンの回転数情報をもとにして、ルーフ前後に設置したマイクロフォンにより検出される信号が最小になるようにスピーカーから逆位相の打消し音を発し、音の干渉を利用して不快な音を低減します。

技術の仕組み

クルマは燃費向上を目的に、一般道路での走行だけでなく高速道路でのクルーズ走行などでも、低いエンジン回転数で高いトルクを発生して走ります。
そのため、低回転時に発生する不快に感じる低周波の騒音がキャビンで発生します。
「アクティブノイズコントロール」は、その低周波音の音波と真逆の音波を発生させ、重ね合わせることで打ち消す、“音で音を消す”システムです。
低速域から高速域まで、異なる条件で発生する様々な低周波音をスピーカーから発する逆位相の音と干渉させることで低周波音を低減します。
また、低周波騒音の発生を防ぐ目的で使用しているボディ補強材を軽減できるため、車両の軽量化にも寄与しています。

∗「アクティブノイズコントロール」は、すべてのノイズを消す機能ではありません。また、ノイズの聞こえ方には個人差がありますので、人によって効果は異なります。

テクノロジーアクティブノイズコントロール