1981年から続く、燃費性能を競うHonda主催の伝統カーレース「本田宗一郎杯 Hondaエコマイレッジチャレンジ」。今年からカーボンニュートラル燃料クラスが新設されました。
今年度もとてつもない燃費が記録された本大会が、Honda史上初の2時間半の作業用動画になりました。
エコマイレッジチャレンジ(EMC)が今年も実施されました。
自作の車で燃費を競い合う、1981年から続くHonda主催のカーレース「本田宗一郎杯 Honda エコ マイレッジ チャレンジ」。平均速度25km/hという決められた速度でサーキットを走行し、できるだけ燃料を減らさずにゴールを目指します。
2024年10月に実施された第43回全国大会の優勝チームは2チームとなりました。本大会から新設されたカーボンニュートラル燃料クラスでは、「チームファイアボール」が優勝し、2,516km/Lの燃費を記録しました。その距離はチームファイアボールが所属する愛知から測ると、グアムまでの距離となります。 また、ハイオククラスでは、大会三連覇となる「水曜クラブ」が優勝し、3,010km/Lの燃費を記録しました。その距離は圧巻の、東京~マニラ相当です。
エコマイの大会内容や学生エンジニアの声はこちらから
1リッターの燃料で何km走行できる? カーボンニュートラル燃料で伝統の競技に挑戦
大会の魅力を詰め込んだ、Honda初の作業用動画「Lofi by Honda」をリリース
学生から社会人まで未来を担う技術者がしのぎを削って桁違いの燃費に挑む本大会の存在を、より世の中に拡げるために、この度Honda史上最長となる2時間半の長尺動画をリリース致しました。ゆったり走っている各車体には極限の燃費に挑戦するドライバーが乗っていて、その裏には大勢のエンジニアがいます。
ゆったりしているように見えて、その内面では気持ちや想いを燃やしている。
そんな「静かで熱い」大会の様子をいつまでも見ていられるカラフルで緩やかな車の走行映像に、書き下ろしのオリジナルLofi楽曲をのせて、エコマイ(EMC)の魅力をたっぷりお届けします。自分の目標に向かって頑張るときのお供に、疲れて一休みするときのお供に、気の置けない仲間と過ごすときのお供に、人それぞれ様々な時間のお供として開いてほしいと思っています。
Honda担当者 コメント
「エコマイレッジチャレンジ大会動画を、長尺のLofi動画にしたら面白いのでは?」というアイデアは、同僚との会話の中で生まれました。カラフルでユニークな形状の小さなクルマがゆったりと走る様子は、まさに「Chill」。一方で、参加者の皆様は燃費を最大限に伸ばすため、真摯にモノづくりに取り組み、大会に臨んでいます。そんな「Hondaエコマイレッジチャレンジ」の魅力や凄さを、この動画を通じて多くの方々に伝えられたら嬉しいです。
アーティスト プロフィール/コメント
<アーティスト>
TSINGTAO
Composer, Arranger, Lyricist, Drummer
ドラマー出身の作編曲家、作詞家であり、持ち前のリズム感やグルーヴを生かしたトップライン、踊れるトラックメイクが特徴。 学生時代に影響を受けたルーツ音楽 (Hiphop, R&B, Soul, Funk, Disco) に根ざした幅広いポップスの制作を得意とし、J-pop、K-pop、洋楽など、多様なスタイルの作品を手がける。 国内を始めとして、海外でもスウェーデン、イギリス、カナダ、韓国、タイ、台湾など多くの国々でセッションを重ね、グローバルにその活動の幅を広げている。
X:https://x.com/tsingtao_drums
Instagram:https://www.instagram.com/tsingtao_drums/
<コメント>
“学生たちが作った車で燃費を競う大会の映像に作業用BGMを組み合わせる”という企画を初めて聞いた時、ずいぶんマニアックな企画だなと思いましたが、立派なサーキットを軽やかに走る車のややシュールな映像にいつの間にか自分も虜になってしまっていました。そして、そんな“ゆったり走る心地よさ”や学生たちの“静かな情熱”を80’sシティポップやレトロなチルビートで表現してみました。作業用BGMとして、夢や目標に向かう皆さんの背中をそっと押す存在になれば嬉しいです。
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