5月8日（水）日本製紙クリネックススタジアム宮城
先発福田は6回までは丁寧なピッチングで相手打者を打ち取り、無失点に抑えていたが、7回に相手にピッチングのリズムを合わされてしまい、5安打を集中され、3失点を喫した。福田はコントロールがよく、緩急で勝負するタイプのピッチャーであるので、今後、リズムを合わされはじめた時に、相手とのタイミングをいかに外せるかが課題だ。また、3番手で筑川が登板し、無失点に抑えたが、筑川は今季、ＯＰ戦を通じても初登板。筑川はケガで出遅れていたが、南関東大会前にして戦力になってくれると非常に助かる選手なので、頑張ってもらいたい。
逆に言えば、筑川以外の投手は、ケガで出遅れた筑川には、投げる場面はありませんよというくらいのピッチングを与えられたチャンスで期待したい。また攻撃陣は多幡がホームランを含む3安打と当たっていたが、ここに来て2年目の阿部が振れてきた。この日も1番抜擢で3安打を放ち、チームの勝利に見事貢献。若手が伸びてくるとチームに勢いが出てくる。この調子で東北大会を制止し、南関東大会へ言い形でつなげたい。