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対戦結果

対戦結果

第83回 都市対抗野球第一次予選埼玉県大会

5月19日
試合会場:越谷市民球場

チーム名 1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本通運 0 0 0 0 0 1 0 1 0 2
Honda 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1
バッテリー Honda 日本通運
投手:筑川-河原井

二塁打
三塁打
本塁打

日本通運に1-2の惜敗!!
  ・先発はエース筑川。調整も順調で満を持しての登板だ。筑川は序盤、エースらしいピッチングを展開。5回まで散発の3安打に抑え、相手に3塁を踏ませないピッチング。筑川の特徴は、正確なコントロールと鋭い打者の観察眼。ここに投げれば、相手はここにしか打てないという組立てができるピッチャー。ストレートも変化球もしっかりとコントロールできて、さらに打者の特徴を見抜き、自分のその日の調子を見ながら、配球をして、その通りに打ちとっていくピッチング。なかなかこのレベルに達するのは難しいが、他のピッチャーもぜひ筑川のピッチングは普段から参考にしてもらいたい。その筑川であるが、整備が入って、一息ついた後の6回に捕まる。先頭打者にヒットを浴びると、すかさず送りバントを決められ1死2塁。続く打者はセカンドフライに抑え、2死2塁。ここで相手3番打者をむかえる。去年も南関東大会で、痺れる場面で3ランホームランを打った勝負強いバッターだ。そのバッターに、1ストライク後、インコースの球を見事に引っ張られ、ライト線への2塁打を浴び、ここで失点を許す。さらに、1-1の同点でむかえた8回。エラーで許したランナーを2塁に置き、2死2塁の場面でまたしても相手3番バッターに打順がまわる。そしてここでは、カウント1-1からのアウトコースのボール気味の球を上手くレフト前に打たれ、痛恨の2点目を喫する。これが、結局決勝点となり、1-2で惜敗する結果となった。しかし、筑川はいつもと変わらぬナイスピッチング。もちろん完封できればよかったが、そう簡単に野球はいかない。次回の登板に備えて、またいつも通りの力を発揮してもらいたい。また、2番手に登板した河原井は9回、1死3塁のピンチに後続をセカンドゴロ、センターフライに抑え、しっかりと自分の仕事を果たす。

・一方、打線は上記の通り。あと1本という場面は何度もあった。チームとして後1本の課題は、去年の都市対抗の敗戦で明らかになり、ここまでの練習、試合を通じて、得点圏打率は意識してきた。結果、今年のここまでの試合でチームとして得点圏打率が悪いということは決してないというデータが出て、強く意識することなく、普段通りにやることが最もよい策であると結論づけた。ので、今日の打てなったことへの反省はあるが後悔はない。また6月2日からの最も大事な試合へ向けて、万全の準備をするだけだ。

◆今日は宿敵日本通運に敗れた。日本通運との対戦成績は今年はこれで2戦2敗となった。結果はもちろん真摯に受けとめる。6月2日からの南関東大会。千葉県勢も入ってきて、戦国模様となるのは必至だ。どこが落ちてもおかしくない。ここからの2週間、勝ちぬくための過ごし方をして、万全の状態で望みたい。