Honda SPORTS
対戦結果
第76回都市対抗野球 南関東大会
2005年6月23日(木)
試合会場:天台球場
チーム名 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
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日本通運 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 |
Honda硬式野球部 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 3 |
バッテリー | Honda | 日本通運 |
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投手:ランドル-坂本/早川 |
二塁打 | |
三塁打 | |
本塁打 |
Hondaの先発はランドル。初回、いきなり先頭打者にセンター前ヒットを許し、送りバントで一死2塁のピンチをむかえるが、後続を打ち取り、無得点の立ち上がり。
打線は1回裏。先頭の1番・早川が四球を選び出塁。2番・上田の絶妙の送りバントが投手内野安打となり、無死1,2塁のチャンスを迎える。ここでスタメン大抜擢の3番・米田がきっちりと送り、一死2,3塁。4番・金子の死球で一死満塁と絶好のチャンスを迎える。 ここで、ベテランの5番・岡野武がきっちりとセンターへ犠牲フライを放ち、1点を先制。
2回表、ランドルが先頭打者を四球で出塁させると、送りバントで一死2塁のピンチをむかえる。次打者に3塁線を破られ、1点を失い同点とされる。
同点とされたHondaは3回裏。この回先頭の1番・早川がライトスタンドへ2試合連続となるソロホームランを放ち、勝ち越しに成功。さらに2番・上田が左中間へ2ベースをはなち、チャンスを作る。米田凡退のあと、4番・金子がレフト前へはじき返し一死1,3塁のチャンスを迎える。岡野武の死球で一死満塁。ここで6番・開田がセンターへ犠牲フライを放ち、上田がホームイン。この回2点を奪い3-1とリードを広げる。
4回以降は両チームの投手が踏ん張り、無得点。
ゲームが動いたのは7回表。ランドルは二死から四球を与えてしまい二死1塁。次打者にはカウント1-1から甘く入ったストレートを右中間に運ばれ1塁ランナーが一気にホームイン。このタイムリー2ベースで3-2と1点差に迫られる。
ここでランドルは降板。すべてを準決勝勝利の立役者、左腕・坂本に託す。坂本は次打者を1球でファーストゴロに仕留め最大のピンチを切り抜ける。
8回表、坂本は一死2塁のピンチを作るも後続を打ち取り、無得点に抑える。
そしてむかえた9回表。マウンドは引き続き坂本が登る。
土壇場で粘る日本通運は先頭打者がセンター前ヒットで出塁。送りバントで一死2塁と一打同点のピンチをむかえる。しかし、坂本は気迫のピッチングで2打者を連続三振に切り、ゲームセット。
3-2で日本通運を破り、南関東第一代表を勝ち取った。
先発のランドルが6回2/3を2失点に抑える好投。打線も少ないチャンスをものにし、早川のソロホームラン、岡野武、開田の犠牲フライで3点を奪った。最後は左腕・坂本が気迫のピッチングで逃げ切り、苦しい戦いにピリオドを打った。
大会を通して2試合に登板、10回2/3を投げて防御率 0.00、1勝1セーブの坂本が最優秀選手賞(MVP)に選出された。