Honda Hot Air Balloon Racing Team新機体
「Dream ドローン号」発進!

「2025 佐賀 インターナショナルバルーンフェスタ」で、かわいいイラストを描いた機体が大空へ!
熱気球ホンダグランプリに出場するHonda Hot Air Balloon Racing Teamの
機体デザインが8年ぶりに新しくなったのです。その名もDream ドローン号!
Hondaは、夢のあるバルーンをつくりたいとの思いから、2024年に佐賀新聞社とバルーンデザインコンテストを開催。
夢を描いたイラストを公募して機体に描くことにしました。
コンテストで最優秀賞に選ばれたのは、佐賀県唐津市立浜崎小学校3年生(当時)の中村さん。
ドローンパイロットになりたいという夢を、自分自身がドローンになって空を飛んでいるイラストにしてくれました。

バルーンデザインコンテストで最優秀賞に選ばれた中村さんのイラスト

バルーンデザインコンテストで最優秀賞に
選ばれた中村さんのイラスト

新機体「Dream ドローン号」が
できるまで

世界で飛んでいる熱気球の多くは、ヨーロッパで製作されます。Dream ドローン号もイギリスでつくられました。
全体のデザインは、中村さんの夢を描いたイラストとHondaのロゴを際立たせたシンプルなもので、Hondaのチャレンジングスピリットを象徴する赤いラインが大胆に描かれています。イラストは、パーツごとにナイロン生地に印刷され、クレヨンのタッチまで繊細に再現。高さ約22m、建物でいうと7階ほどの高さになる機体は、たくさんのパーツでつくられますが、まるで縫い上げてから描いたと思えるほどイラストが正確につなぎ合わされていることに驚かされます。すべてミシンを用いた手縫いで、見事な熟練の技。完成したのちに検査のために膨らませるシーンが映像に収められているので、ぜひご覧ください!

かたちになった夢を
浜崎小学校で初披露

こうしてできあがった新機体は、「2025 佐賀 インターナショナルバルーンフェスタ」での初飛行を前に、2025年10月21日、中村さんの通う浜崎小学校で初披露となりました。
「夢のあるバルーンをつくったのだから、中村さんをはじめ小学生のみなさんに実際の機体を間近に見てもらい、大空への夢を身近に感じていただこう」。
Hondaは、そんな思いで浜崎小学校でのお披露目式典を開催。当日は風の影響で校庭での機体の立ち上げではなく、体育館で膨らませるお披露目となりましたが、参加した皆さんは「熱気球の機体の中に入る」という貴重な経験ができました。
自分の夢が描かれた機体を見た中村さんは、「僕の絵がこんなにカッコいいバルーンになってうれしいです。『Dream ドローン号』という名前もとてもカッコいいです」と笑顔で感想を語ってくれました。
30年以上熱気球競技を応援し続けるHondaを代表し挨拶をしたスポーツプロモーション部 村松賢一は、「私たちはクルマやバイクだけでなく、ジェット機やロケットなど空を飛ぶ乗り物もつくっていて、夢と挑戦を大事にする会社です。だから、空高く舞い上がる熱気球競技で夢を持ってチャレンジする選手を応援し続けています。ですから、みなさんの夢を機体に描くことにしたんです」と今回の機体づくりに対する思いを語りました。

  • 動画Dream ドローン号お披露目イベント

  • 動画中村さんとお友だちのコメント

フォトギャラリーお披露目イベントの様子

このお披露目イベントから10日後の2025年10月30日〜11月3日に、2025 佐賀 インターナショナルバルーンフェスタで、Dream ドローン号は競技デビュー!みなさん応援ありがとうございました。

  • 2025 佐賀 インターナショナルバルーンフェスタで競技デビューを果たしたDream ドローン号

Hondaは、1993年に熱気球ホンダグランプリをスタートさせてから30年以上、この競技を応援しています。中村さんのように大空に抱く夢、みなさんのわくわくドキドキを、Hondaはこれからもずっと応援していきます。