Hondaの交通安全情報紙

2023年 SJ冬号危険予測トレーニング(KYT) 第84回一方通行路を走行している時(四輪車編)

一方通行の生活道路を走行している時のクルマ視点の【イラスト問題】イラスト

©本田技研工業(株)

あなたは生活道路の一方通行路を直進しています。
右側には路地があります。

安全に走行するには、
どのようなことを予測する必要がありますか?

答えを見る

  • このような状況ではこんな危険があります

    一方通行の生活道路を走行している時の危険予測の【イラスト問題】説明イラスト右側の路地から出ようとする自転車がいます。自転車の場合、一方通行路であっても右折だけでなく、左折して逆向きに走ってくる可能性もあるため、そのまま進むと衝突する危険があります。

  • 一方通行路を
    逆に走ってくる
    自転車に注意

    • ●一方通行路の場合、対向車はないと思い込みがちですが、多くの場合、自転車などの軽車両は規制の対象外となっています。今回のケースでは、左側の歩行者を避けるために、あなたのクルマが道路の右側に寄った場合、さらに路地の自転車が見えにくくなり、衝突する可能性が高くなります。路地の手前ではいつも以上に速度を控え、人や車両が出てくるかもしれないと危険を予測した運転をすることが大切です。

    • ●自転車からあなたのクルマは見えません。路地を左折してくるだけでなく、進行方向と同じ右折をする場合であっても一時停止をせずに、大きく膨らんで道路中央まで出てくるかもしれません。生活道路では自転車や歩行者が自分の予想外の動きをする可能性があります。いざという時に止まれるスピードまで減速して、その動きに注意しましょう。

    • ●自転車利用者は見通しの悪い交差点を通過する際は必ず一時停止して、左右からクルマや歩行者などが来ていないことを確認しましょう。

    ここがポイント