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対向車の後ろに道路を横断している高齢者がいます。左側の自転車だけに注意を向けていると、横断する高齢者を見落とし、衝突する危険があります。また、左側の自転車が右側にある店舗に向かって斜め横断をする可能性もあります。
●対向車がいると、その直後に横断する歩行者がいた場合、気づきにくくなります。歩行者からもあなたのクルマは見えません。人通りのある場所では、対向車の後ろから歩行者が出てくることを予測した運転をすることが事故防止につながります。
●自転車は、あなたのクルマの存在に気づかず、斜め横断をするかもしれません。追い越す時は速度を落とし、自転車と十分な間隔をとったり、場合によっては停止して、自転車を先に通行させるなど、自転車の予期しない行動に対応できるようにしておきましょう。
●歩行者も走行車両の直後に横断すると、左側から接近するドライバー・ライダーの死角に入って危険です。道路を横断する際は横断歩道が少し離れていても安全のために必ず横断歩道を渡りましょう。やむを得ない場合は、右側から来るクルマが通り過ぎても、すぐに横断せず、左側からクルマなどが来ていないかしっかり確認してから渡ってください。さらに、横断時、センターライン手前でもう一度、左からクルマが来ていないか確認することも大切です。
