Hondaの交通安全情報紙
2021年 SJ 2・3月号危険予測トレーニング（KYT） 第77回歩行者用信号機が赤になった交差点を左折する時（四輪車編）
©本田技研工業（株）
あなたは交差点を左折するところです。
横断歩道は赤信号に変わり、歩行者もいないので、
左折を始めようとしています。
安全に走行するには、
どのようなことを予測する必要がありますか？
答えを見る
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このような状況ではこんな危険があります
歩行者用信号機は赤ですが、左に歩道を走っている自転車がいます。この自転車がスピードを上げて交差点に進入してきた場合、あなたのクルマと衝突する危険があります。
また、自転車が歩道から車道に飛び出してくる危険も考えられます。 -
歩行者用信号機が赤でも
歩道や路肩を走っている
自転車に注意●歩行者用信号機が赤になった直後は、急いで横断しようとする自転車が交差点に進入してくる場合があることを予測しておく必要があります。このようなケースでは、クルマが止まってくれると判断する自転車がいることを頭に入れておきましょう。
●横断歩道の周辺は幅広く確認することが重要です。特に、歩道や路肩を自車と同じ方向に走行している自転車は確認しにくく、死角にも入りやすいため、左折時に横断歩道（自転車横断帯）を横切る時は必ず目視で左後方も確認することが大切です。
●クルマのドライバーは自転車の存在を見落としていることがあります。交差点を左折しようとするクルマがいたら、自転車はクルマを先に行かせてから交差点に進入するほうが安全といえます。また、自分の都合の良いように歩道を走ったり車道を走ったりしないようにしましょう。なお、今回の場合は自転車の信号無視にあたります。
