Hondaの交通安全情報紙

2017年 SJ 8・9月号危険予測トレーニング(KYT) 第58回高速道路の合流点(四輪車編)

高速道路の合流点で左前方から1台のクルマが合流しようとしている時のクルマ視点の【イラスト問題】イラスト

©本田技研工業(株)

あなたは高速道路の走行車線を走っています。
左前方から1台のクルマが合流しようとしています。

安全に走行するには、
どのようなことを予測する必要がありますか?

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  • このような状況ではこんな危険があります

    高速道路の合流点で左前方から1台のクルマが合流しようとしている時の危険予測の【イラスト問題】説明イラスト左側の加速車線にいるクルマは本線へ合流しようとしています。速度と車間距離を適切に調節しないと、このクルマと衝突するおそれがあります。
    また、本線に合流するクルマに進路を譲るため、右側に車線変更すると、追い越し車線の後続車と衝突する危険もあります。

  • 本線に合流してくるクルマに
    早めの対応を

    • ●あなたの後ろにはクルマがいないので、減速しても後続車に追突されることはありません。このような場面では、加速車線にいるクルマが速やかに本線に合流できるよう減速し、車間距離を調整してください。

    • ●あなたの右後方には追い越し車線を走る後続車がいるので、安易な車線変更はやめましょう。また、ミラーにクルマが写っていない場合でも、車線変更する前には必ず目視で右後方の死角にクルマがいないか確かめてください。

    • ●前方に合流地点があることは標識などで前もって知ることができます。その時点で本線に合流してくるクルマの存在を予測し、早めに対応できるよう準備しておきましょう。

    ここがポイント