Hondaの交通安全情報紙
2015年 SJ 6・7月号危険予測トレーニング（KYT） 第45回郊外の見通しの悪い交差点を横断する時（自転車編）
©本田技研工業（株）
あなたは狭い道から広い通りを横断しようとしています。
前方に見えるクルマは一時停止しているようです。
安全に通過するには、
どのようなことを予測する必要がありますか？
答えを見る
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このような状況ではこんな危険があります
左右に雑草の茂みがあるので、交差する道路の状況が確認できません。そのまま、道路を横断すると、交差する道路をクルマやバイク、自転車が走行していた場合、衝突してしまいます。また、前方のクルマがウィンカーを出さずに突然右折してきて、衝突するケースも考えられます。 -
交通量が少なくても一時停止
して、左右の安全を確認する●郊外の交通量が少なく、信号機のない交差点では一時停止しなかったり、進行しながら左右を確認して道路を横断しがちです。しかし、この交差点には「止まれ」の標識があるので、自転車もクルマやバイクと同様に停止線の手前で一時停止し、左右の安全確認をしなければいけません。進行しながらの安全確認では視野が狭くなったり、物が見えにくくなるなど、見落とす可能性もあり危険です。必ず一旦止まって安全確認をしてください。特に、左右の死角によって周囲の状況が確認できない場合はより一層の注意が必要です。
●交差する道路を走行するドライバーやライダーにとっても、雑草の茂みであなたの自転車を発見しにくい状況です。停止線の手前で一時停止した後も左右が見通せる場所で止まり、左右の安全を確認してから横断してください。
●前方のクルマのドライバーは、あなたの自転車が一時停止すると思い込んで右折してくるかもしれません。前方のクルマの動きにも注意を払っておくことが大切です。
