Hondaの交通安全情報紙

2014年 SJ 6・7月号危険予測トレーニング（KYT）第39回バス停の近くで（こども編）

©本田技研工業（株）

あなたは遊びに行く途中、
バス停で友だちと、
そのお母さんがちょうど、
バスから降りてきたことに気づきました。
あなたは声をかけて、
二人のところに向かおうとしています。

このような状況ではこんな危険があります

バスを追い越そうとするバイクやクルマが左から来る場合があります。左右をよく観ないで、友だちのところへ走り出すと、そうしたバイクやクルマとぶつかってしまう危険があります。また、発進しようと合図を出しているバスや、右側からのバイクやクルマとぶつかってしまうことも考えらます。
バスが発進した後に、
左右の安全を確かめてから渡る
- ●バスは発進する合図を出しています。二人のところに向かうのはバスが発進してからにしましょう。
- ●道路を横断する時は必ず止まって、右左右を観て、クルマやバイクがいないことを確かめてから、走らず歩いて渡ってください。
- ●近くに横断歩道がある場合は、横断歩道を渡りましょう。
- ●ドライバー・ライダーは停車中のバスを追い越す際、十分な注意が必要です。対向車のことだけに意識を向けず、バスを降りた人がバスのカゲから飛び出したり、バスに乗ろうとする人が道路を横断してくる場合があることも予測し、スピードを落して運転するようにしましょう。