今回は、福島県相馬市。台風一過のもと訪れた中村第二小学校は、3階建ての校舎です。この場所は、被災後に避難所としても使われたそうです。
今回は、1・2年生、3・4年生、5・6年生の3回に分けて授業を開催。事前に、先生からASIMOが来ることを伝えられた低学年のクラスでは、「早く会いたい!」と、ワクワク・ドキドキの期待の声が挙がったそうです。また、事前にインターネットでASIMOについていろいろと調べてくれていた子どもがいて、ASIMOの身長や体重などの情報を話してくれました。その熱心さにスタッフは、感心しきり。このように、ASIMOを楽しみにしてくれていた子ども達のために、記憶に残る授業にしたい!という気持ちを強めました。
いざ、授業がスタートすると、みんな集中して見てくれました。ASIMOの手をMCが引っ張ったり、押したりする動作のシーンでは、手を押されたASIMOがバランスを取ろうと、「おっとっと…」と発した言葉に、会場は大爆笑。また、後ろ向きで歩くシーンでは、「おぉ〜!」とびっくりした歓声が湧きました。終了後、子ども達や先生から感想やご意見をいただきました。
授業終了後、子ども達に先生が感想を聞いているところ
中村第二小学校
授業の様子
ASIMOが蹴ったサッカーボールを待ち構える児童(※撮影時の影響でボールが光って見えます)
・「地方ではなかなかホンモノを見る機会がありません。今回は、“生”だからこそ感じ取れることをと期待していました。そして、期待通り、子ども達は感じ取ってくれたようです。」