2012年度のASIMO特別授業が、いよいよスタートしました。今年度から、新たにASIMO特別授業に携わる運営スタッフも増え、スタッフ一同意欲満々で、岩手県陸前高田市からスタートしました。
矢作小学校の全校児童が集まり、熱気あふれる会場にASIMOが登場すると「わぁ〜!」という歓声が。子ども達は大きな拍手でASIMOを出迎えてくれました。授業ではASIMOを開発していく過程で何度も失敗を繰り返しながらも、あきらめることなく努力を続けASIMOが誕生した話と、「夢」と「あきらめない気持ち」の大切さを伝えます。子ども達はまっすぐなまなざしで聞き入っていました。ASIMOが後ろ向きに歩くパフォーマンスでは、会場から自然と拍手が沸き起こり、ASIMOがサッカーボールを蹴ったり、左右で違う手の動きをASIMOと子ども達が一緒にやってみる場面などでは、会場は大いに盛り上がりました。
授業終了後、高学年の生徒達からは「ASIMOが片足で立つところがすごい!」「自分で充電するところがすごい!」等の感想があがりました。
この岩手県陸前高田市は、昨年7〜9月にHondaの従業員による「被災地ボランティア活動」を行ったご縁のある場所です。活動を行った当時は、津波被害によって辺り一面がれきが散乱し、インフラの復旧もままならない状況でした。それが現在は、仮設ながらも街の中心部にスーパーマーケットやコンビニエンスストア、銀行、美容院、ホームセンター、学習塾など商店が建ち並んでおり、陸前高田市の皆さんの復興に向けた力強さを感じました。
低学年の子どもはASIMOの大きさにおどろいていました
矢作小学校
全校児童が参加しました