第23回子どもアイディアコンテスト 最終審査会が12月21日(日)に日本科学未来館にて開催されました。
全国から寄せられた約10,000作品の中から、
厳正な審査を経て選ばれた20組の子どもたちが最終審査会に出場。
会場に緊張と期待が入り混じった空気が漂う中、
子どもたちはそれぞれの「未来にあったらいいな」という想いを込めた立体作品を前に、
堂々とプレゼンテーションを披露しました。
9:30

いよいよ最終審査会の開幕。
今回のコンテストでは、脳科学者の茂木健一郎さんが審査員長を務めるほか、カーライフジャーナリストのまるもさん、Hondaからは人事統括部長の安田さん、遠隔操作ロボットの開発に携わる岡さん、四輪のパッケージレイアウトを担当する黒崎さんが審査員として参加しました。

主催者挨拶では、「自信を持って頑張ってね!」という言葉とともに、子どもたちを温かく後押しするメッセージが贈られました。
続いて審査員の紹介が行われると、会場には少し緊張しながらも、うれしそうに拍手を送る子どもたちの姿が見られました。
審査員からのエールにより、子どもたちの表情も次第にほぐれ、会場全体の空気も和やかに温まっていきました。
9:40
最初に発表が行われたのは、低学年の部です。
少し緊張した表情を見せながらも、子どもたちは自分の順番が来るとしっかりと前を向き、立体作品を使いながら一生懸命にアイディアを説明していきました。
作品の仕組みや工夫したポイントを自分の言葉で伝える姿に、審査員も時折うなずきながら耳を傾けていました。
質疑応答では、審査員からの質問に対して、少し考えながらも素直な言葉で答える子どもたちの姿が印象的でした。
10:40
続いて行われたのは、高学年の部の発表です。
高学年の部では、日常生活の中で感じた疑問や課題に加え、社会や未来を見据えた視点から考えられたアイディアが多く見られました。
プレゼンテーションからは、テーマに対する深い考察や、自分なりに調べ、考え抜いてきた過程が感じられました。
また、審査員からの質問に対しても、自分の考えをしっかりと整理しながら答える姿が印象的でした。
11:40
最終審査会の合間には、参加した子どもたちに向けた特別授業が行われました。
授業ではまず、地球温暖化についての話からスタートし、地球の気温が上昇するとどのような影響が起こるのか、私たちの暮らしとどのようにつながっているのかについて、具体例を交えながら分かりやすく紹介されました。
続いて、地球環境への負荷を減らすための取り組みの一つとして、Hondaが開発・研究を進めているFCV(燃料電池自動車)が紹介されました。
水素を使って走る仕組みや、走行時にCO₂を排出しないという特長について説明が行われ、子どもたちは真剣な表情で耳を傾けていました。
授業の内容を振り返るクイズでは、子どもたちは元気よく積極的に参加し、楽しみながら理解を深めていきました。
12:20
すべての発表と特別授業を終え、いよいよ結果発表の時間を迎えました。会場の子どもたちは、少し緊張した表情でステージを見つめます。
結果の発表では、受賞作品と受賞者の名前が読み上げられるたびに、会場からも大きな拍手が送られました。
名前を呼ばれた子どもたちは、驚きと喜びをかみしめながらステージに上がり、賞を受け取りました。
中には、これまでの努力や想いが込み上げ、涙を浮かべる受賞者の姿も見られ、その様子に目頭を押さえる保護者や関係者の姿もありました。一人ひとりの努力や想いが称えられる瞬間に、会場は温かな感動に包まれました。
惜しくも受賞を逃した子どもたちも、最後まで仲間の発表に拍手を送り、互いの健闘をたたえ合う姿が印象的でした。
12:45
結果発表後は、審査員全員からの総評が行われました。
茂木さんからは、「今日の素晴らしいアイディアを私たちは忘れません。これから一緒に、より良い世界をつくっていきましょう」と、子どもたちへの温かなエールが送られました。
子どもたちは真剣な表情でその言葉に耳を傾け、これからの自分たちの未来を少しずつ思い描いているようでした。
12:50
最後は20組のファイナリスト全員へ、素晴らしいアイディアと努力を称えたメダルのプレゼントが贈られました。
審査員全員からメダルをかけてもらい、笑顔で記念撮影!
発表者交流会では、茂木さんをはじめとする審査員と、司会の川崎さんとともに、2日間のプログラムを振り返りながら、さまざまな話題で交流する時間が設けられました。
子どもたちは審査員との会話を楽しみながら、記念としてサインをもらうなど、思い出に残るひとときを過ごしました。
また、子どもアイディアコンテストを教育的な視点からサポートしている村川先生をはじめとする学校の先生方からは、子どもたち一人ひとりに向けて、発表の内容や良かった点、頑張ったところを記したメッセージが手渡されました。
子どもたちは、笑顔あふれる交流の中で、心に残るひとときを過ごしました。
今年の技術体験は、最終審査会前日の12月20日(土)に行われました。
低学年・高学年それぞれが2つのチームに分かれ、アバターロボットの遠隔操作体験に挑戦しました。
子どもたちは、VRゴーグル等を使用し、アバターロボットの遠隔操作を体験。
講師の説明に耳を傾ける表情も、実際に操作に取り組む姿も真剣そのもの。
子どもたちは、未来の技術に触れる貴重な経験を通して、新たな学びと気づきを得ている様子でした。
飛行機事故のテレビを見て、「しょうげき防止しせい」がエビの形に似ていると思い、そこからエビのことを調べて思いつきました
私は今、おじいちゃんとおばあちゃんといっしょにくらしています。私がしょうらい、おじいちゃんとおばあちゃんとはなれてくらすようになっても家族がさびしくならないために、思いつきました。
今年も一人ひとりの個性と力が輝いていました。
日本ではチームワークが重要だと言われますが、一人ひとりの個性があってこそのチームワークなのだと改めて感じました。今年のファイナリストはみんな個性的で、何よりも本気で取り組む気持ちが伝わりました。
熱中すること、自分のありったけの力を出すこと。それがいかに大切なことかをこのコンテストを通して学んでもらい、夢を大きく膨らませてほしいと思っています。
来年もまた、子どもアイディアコンテストで会いましょう!
皆さんが真剣に取り組み、このコンテストに向き合ってきたことが強く伝わる最終審査会でした。今日の経験は必ず将来の糧になると思います。今日のこの時間を大事に、これからの日々を過ごしてほしいです。本当に感動しました。ありがとうございました。
今回で3回目の参加になりますが、毎年驚くようなアイディアが出てきて、今日もびっくりさせてもらいました。本当に楽しかったです。
理科や化学のことなど、たくさん勉強しているんだなと感心しました。こうした経験を積み重ねていく子どもたちの将来が、今からとても楽しみです。
初めて審査員をやらせていただいて、子どもたちが想像以上に深く考えていることに驚くとともに、改めて「アイディアを考えるのは楽しい」ということを実感しました。
子どもたちの本気度が伝わってきて、我々も本気で細かい部分まで審査しました。自分では思い浮かばないようなアイディアがたくさんあって、どれも非常に素晴らしかったです。
普段、私たちが気づかないようなところに着眼点があって、それを真剣に解決しようとする姿を見させていただき、すごく刺激になりました。新しいものを考えるだけでなく、形として表現し、発表するところまで含めて、このような機会があることは、子どもたちにとってとても良い経験になるなと感じました。これからも、ものづくりを楽しんでほしいと思います。
アイディアの出し方がわからない方はこちら
頑張って作ったり、文章を考えて覚えるのは大変でした。とくにエビを動かせるようにするのが一番苦労したところです。
去年は賞をとれなくて悔しかったけど、今回は賞がとれてよかったです。楽しい思い出が作れました。