第19回(2021年) 最終審査会レポート

第19回子どもアイディアコンテスト 最終審査会が12月11日(土)にHonda ウエルカムプラザ青山にて開催されました。
今年も大変な状況の中、過去最多の応募数となった11,868作品(昨年:7,707作品)の中から選ばれた20組の子ども達が、
アイディアの絵から作った立体作品を、工夫を凝らして発表しました。

毎年ウエルカムプラザ青山にて実施している最終審査会ですが、
今年も新型コロナウイルス感染症の状況と、最終審査会に参加される方々の安全を最優先に考え、
かつ皆様のアイディアの詰まった作品を力いっぱい楽しく発表いただく方法を検討した結果、
審査員は青山から、ファイナリストは家から参加するオンライン配信での開催となりました。
ファイナリストと会場の審査員はモニター越しでも
楽しくコミュニケーションをとっていました。

最終審査会の流れ

最優秀賞(低学年の部)

おめめおたすけトンボちゃん

えきで白じょうの人が一人であるいているのをよくみかけます。人ごみをあるくのはこわくないのかな、はじめていくばしょはどうやっていくのかなとそうぞうしたときにおもいついた。

福井 伊織さん
受賞者の声
最優秀賞をもらえると思わなかったので、すごくうれしいです。人をマグネットで動かすときにくるくる回ってしまったりして大変でした。将来は虫が好きなので昆虫学者になりたいです。
保護者の声
息子はしゃべるのが苦手なので、どうやってアイディアを伝えられるのかを話し合いながら考えました。うまくいかなくてもやり方を変えたりして、くじけずに最後まで成し遂げることができたことがすごく良かったですし、成長を感じました。

最優秀賞(高学年の部)

貧乏ゆすりが地球を救う!

お父さんが座ってテレビを見ている時、いつも貧乏ゆすりをするので その振動を何かに使えないか考えました。

山本 希未さん
受賞者の声
リアルな貧乏ゆすりを表現するのが一番難しかったです。後ろのパネルは、一人でやると小さなエネルギーですがみんなでやれば大きなエネルギーになって地球を救う、ということを表しているので見てほしいです。
保護者の声
物事を最後までやるというのが今まであまり得意ではなかったのですが、今回最後までできたということが良かったですね。このような賞をもらえたことは、本人の自信になったんじゃないかなと思います。

審査員のコメント

今年も引き続き大変な年だったと思います。そんな中、過去最多の応募総数から勝ち残った20作品はどの作品もとても素晴らしかったです。子ども達が感じていること、気にしていること、そして夢に見ていること、私はそこに未来の様子が表れていると考えています。
我々大人の責任として、そうした子どもたちの夢・小さな芽を大きく育てていくべきだと思います。
来年こそは、実際に顔と顔をあわせて開催できるのを楽しみにしています。

審査員長:
茂木 健一郎さん(脳科学者)

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