伐採された針葉樹林跡地を
自然豊かな森に
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東京の水を蓄える奥多摩の森。
多摩川上流域は、東京都奥多摩から山梨県小菅村、丹波山村、甲州市まで広がる広大な森になっています。そして、ここは東京の水源林としてあり続けてきました。手つかずの豊かな自然が多く残るこの森の中にも、木を伐採したままの荒地や、間伐などの手入れが行き届かず荒れた場所が存在します。そのまま放置すれば土砂災害などの原因になるだけでなく、多摩川下流地域での水不足といった影響も出てきます。
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奥多摩の森にできた荒地をもとの豊かな自然に還す。
Hondaは、こうした荒地のひとつである、多摩川の上流の小菅川の北側に位置する場所で2005年から2018年3月まで森林保全活動を行いました。
その場所は、過去に木が伐採されたまま放置され、低木がわずかに生えるのみの斜面。周辺の森と同じ広葉樹のブナやケヤキ、ミズナラ、ヤマモミジなどを植林してきました。奥多摩ではそこに生息するシカに苗木を食べられてしまうケースが多いため、苗を守るカバーをかぶせたり、ネットを設置したりするなどの工夫をしながらの活動を行いました。
- 植えている木
- ミズナラ、ケヤキなど
- 実行団体
- 青山本社
- 共催
- 山梨県北都留郡小菅村、公営財団法人オイスカ