Hondaは、米国で、ゼネラルモーターズ(以下、GM)との合弁会社Fuel Cell System Manufacturing LLC(以下、FCSM)において生産している燃料電池システムについて、2026年中に生産を終了することを決定しました。今後は、Honda独自開発による次世代燃料電池システムの活用を進めていきます。
FCSMは、先進の燃料電池システムを生産する自動車業界初の合弁会社として、2017年1月に米国ミシガン州ブラウンズタウンに設立されました。耐久性・耐低温性に優れる、高品質な燃料電池システムの開発に加え、先進生産技術の導入や、部品調達先の共通化によるコストダウンなど、開発・生産・購買の各領域において両社の知見を持ち寄り、さまざまなシナジー効果を獲得してきました。
今回の協業により一定の成果を得た中で、FCSMの事業継続に関して両社で協議を重ねた結果、このたび、FCSMにおける燃料電池システムの生産を終了することに合意しました。今後は、Honda独自開発の次世代燃料電池システムを活用し、水素事業を新たな事業の柱として成長させるべく、引き続き、事業機会のさらなる拡大に向けて取り組んでいきます。
Hondaは、2050年にHondaの関わる全ての製品と企業活動を通じて、カーボンニュートラルの実現を目指すとともに、製品だけでなく、企業活動を含めたライフサイクルでの環境負荷ゼロの実現に向けて、「カーボンニュートラル」「クリーンエネルギー」「リソースサーキュレーション」の3つを柱に取り組んでいます。その中で水素を、電気とともに有望なエネルギーキャリアと位置づけ、30年以上にわたり水素技術や燃料電池の研究・開発に取り組んでいます。