日本におけるHondaJetの新たな認定サービスセンターとしてJapan General Aviation Serviceを指定

Hondaの航空機事業子会社のホンダ エアクラフト カンパニー(本社:⽶国ノースカロライナ州グリーンズボロ市 取締役社⻑:山﨑 英人)は、現地時間2024年3月25日に以下を発表しましたので、その内容をご案内いたします。

 Hondaの航空機事業子会社であるホンダ エアクラフト カンパニー(Honda Aircraft Company 以下、HACI)は、「HondaJet」の日本における顧客サポート体制を充実させるため、新たに株式会社Japan General Aviation Service(以下、JGAS)を日本における認定サービスセンターに指定しました。JGASは2024年4月1日から、HondaJetの整備・メンテナンスなどの各種アフターサービスを提供します。

 HACIは、認定サービスセンターを世界各地に設置しており、グローバルネットワークを通じて、一人ひとりのお客様に対し、高品質なアフターサービスとサポートを行っています。
 日本では、2018年6月のHondaJet Elite販売開始以降、丸紅エアロスペース株式会社が管理していたサービス業務をJGASが引き継ぎます。
 JGASは、長年掛けて培ったビジネスジェット関連事業のノウハウを持ち、東京や鹿児島に国土交通省の認定を受けた整備施設を保有しています。さらに、高度な部品供給体制を通じて日本全国への航空機部品の迅速な配送を行っています。
 今回の指定により、日本のHondaJetのお客様は、アフターサービスを受けるための移動が少なくなり、より迅速に高品質なアフターサービスを受けることが可能になります。
 また、4月からHondaJetの国内販売をHACIが直接行う体制に変更します。これに伴い、JGASはHondaJetに関するお客様からのお問い合わせ窓口として購入サポートも担います。
 これは、HondaJetのお客様へのサービス体験をさらに向上させ、顧客サポートサービス全体における利便性や効率アップを目指した、HACIの新しい世界的な販売・サービスネットワーク戦略に沿ったものです。

ホンダ エアクラフト カンパニー取締役社長 山﨑 英人のコメント

「2018年にHondaJetを日本で販売開始して以来、丸紅エアロスペース様との強力なパートナーシップのもと、日本における型式証明の取得手続きや、販売およびサービス活動を広く展開し、これまでに数多くのHondaJetを販売してきました。改めて丸紅エアロスペース様のこれまでの活動に感謝いたします。これからはJGAS様とともに、より一層お客様のニーズに沿った販売・サービスを通じて顧客満足度向上に寄与していきます」。

 現在、HondaJetは14ヵ国・地域で型式証明を取得しており、総飛行時間は21万時間以上を記録し、航空機の信頼指数であるDispatch Reliability(出発信頼度)において、高い信頼性で業界をリードしています。2024年2月には、250機目のデリバリーを達成しました。

ホンダ エアクラフト カンパニー(Honda Aircraft Company,LLC) 概要

設立 2006年8月
出資形態 American Honda Motor Co., Inc. 100%出資
代表者 取締役社長 山﨑 英人(やまさき ひでと)
所在地 米国ノースカロライナ州グリーンズボロ市

Dispatch Reliability(出発信頼度)とは、運航予定時刻から15分以内に出発した割合のこと。
航空業界において、飛行機の信頼性の指数として用いられている