小型耕うん機「サ・ラ・ダ FF300 20周年記念モデル」の受注開始
Hondaは、小型耕うん機「サ・ラ・ダFF300」の発売20周年を記念した「サ・ラ・ダFF300記念モデル」の受注を、本日、全国のHondaパワープロダクツ取扱店にて開始しました。本製品の発売は、2023年春を予定しています。
また、同様に20周年を記念して、「サ・ラ・ダ」シリーズをご愛用いただいているお客様の声などをご紹介する「サ・ラ・ダ20周年スペシャルコンテンツ」を本日公開しました。
サ・ラ・ダ20周年 スペシャルコンテンツ:
https://www.honda.co.jp/tiller/salad20th/
2003年に販売を開始したサ・ラ・ダ FF300は、簡単・コツ要らずの操作性と力強い作業性能を両立したフロントロータリー式小型耕うん機です。Honda独自の同軸・同時正逆転ロータリー「ARS(アクティブ・ロータリー・システム)」の採用により、爪が土にしっかりと食い込むことで初心者でも簡単に深く耕せるほか、優れた直進安定性を実現しており、家庭菜園を楽しむお客様を中心に支持をいただいています。
今回台数限定で販売するサ・ラ・ダ FF300 20周年記念モデルは、フェンダー部に20周年限定のオリジナルデザインラベルを配置。赤いボディーにグリーンの映える特別なデザインでお届けします。また20周年記念ロゴを配した限定ボディーカバーも付属しています。
Hondaの耕うん機開発の歴史は古く、1950年代に遡ります。当時、急激な高度経済成長期の担い手として農村を離れた働き盛り世代に代わり、農作業の主軸となった女性や高齢者にも扱いやすく、高い作業性を実現する耕うん機をつくりたいという思いから、1959年にHonda初の耕うん機「F150」を発売しました。
1980年には、家庭菜園や小規模農園における需要の高まりを受け、車軸ローター式小型耕うん機「こまめF200」を発売。エンジンから耕うん爪までをタテ型に配置することで、コンパクトで取り回しがしやすく、手軽に耕うん作業を楽しめるモデルとして、小型耕うん機市場を牽引しました。
取り回しのしやすさと優れた作業性能を両立し、誰もが簡単な操作で上手に家庭菜園を楽しめる製品を目指して開発されたサ・ラ・ダ FF300が2003年に発売されて以降、2004年に上位モデル「FF500」、2013年にガスパワー耕うん機「サ・ラ・ダCG FFV300」が発売され、サ・ラ・ダシリーズはその時代のニーズに応えながらラインアップを拡大してきました。そのシリーズ累計販売台数は約11万7千台※1と、多くのお客様にお選びいただいています。
今後も、技術で人々の暮らしをより豊かにすることを目指し、お客様のニーズに寄り添う製品をお届けしてまいります。
Honda調べ(2003年3月~2023年1月)
販売計画台数(限定)
1,000台
メーカー希望小売価格
モデル名(タイプ区分) | メーカー希望小売価格 (消費税10%込) |
消費税抜き本体価格 |
FF300S(LT2S) | 187,000円 | 170,000円 |
FF300S(LHTS) アタッチメント対応のヒッチ標準装備タイプ |
199,980円 | 181,800円 |
主要諸元
名称 | サ・ラ・ダ FF300S | ||
型式名 | FBFJ | ||
タイプ区分 | LT2S | LHTS | |
全長×全幅×全高(mm) | 1,465×465×1,015 | ||
機体質量〈全装備重量〉(kg) | 51 | 56(ヒッチ装着時) | |
エンジン | 名称 | GXV57T | |
種類 | 空冷4ストローク単気筒OHV | ||
総排気量(cm3) | 57.3 | ||
連続定格出力/回転数 [kW/(PS)/rpm] |
1.0[1.4]/4,000 | ||
最大出力/回転数 [kW/(PS)/rpm]※2 |
1.5[2.0]/4,800 | ||
使用燃料 | 自動車用無鉛ガソリン | ||
燃料タンク容量(L) | 1.0 | ||
点火方式 | トランジスタ式マグネト点火 | ||
始動方式 | リコイルスターター(手動) | ||
主クラッチ形式 | シュークラッチ | ||
走行変速段数(段) | 前進3〈耕うん2〉、後進1 | ||
ロータリー | 耕幅(mm) | 450/290〈内爪時〉 | |
爪径(mm) | 280 | ||
回転数(rpm) | 131 | ||
JANコード | 4945943203841 | 4945943203834 |
SAE J1349に準拠の表示回転数(エンジン最大出力)で測定した代表的なエンジンのネット出力値。量産エンジンの出力は諸元値と異なることがあります。また、完成機に搭載された状態での実出力値はエンジン回転数、使用環境、メンテナンス状態やその他の条件により変化します