新型小型耕うん機「ラッキーマルチ FU700」を発売

~パワフルな耕うん、畝立てもこなしマルチに活躍する1台~

 Hondaは、家庭菜園などでの作業に手軽かつパワフルに対応する新型リアロータリー式※1小型耕うん機「ラッキーマルチ FU700」を、2月1日(火)に全国のHondaパワープロダクツ取扱店にて発売します。

小型耕うん機「ラッキーマルチ FU700<JRタイプ>」
小型耕うん機「ラッキーマルチ FU700<JRタイプ>」
小型耕うん機「ラッキーマルチ FU700<JRMタイプ>」
小型耕うん機「ラッキーマルチ FU700<JRMタイプ>」

ラッキーマルチ 紹介動画「パワフルに耕うん。畝立ても手軽に!」 
https://youtu.be/kYxXM-QOwXk

 ラッキーマルチFU700は、196ccのパワフルなエンジンと、牽引力の大きい直径400mmの大径タイヤを搭載し、確実かつ力強い作業を実現する新型のリアロータリー式小型耕うん機です。比較的広い家庭菜園などでも優れた耕うん性能を発揮します。
 また、作業やユーザーの体格に応じた4段階のハンドル高調整、デフロック※2の設定・解除を手元のレバー操作で可能とするなど優れた使い勝手を実現しています。

 ラッキーマルチFU700には、「JRタイプ」と「JRMタイプ」の2種類のタイプを設定。両タイプとも、機体後方の移動用車輪(尾輪)とリアシールドを使用することで、アタッチメントを装着せずに簡易的な畝立てや整地を可能としたほか、JRタイプでは耕うん速度の選択を、JRMタイプでは爪の配列を変更することで土揚げや中耕・培土などの多様な管理作業への対応を可能とし、お客様の作業ニーズに合わせて選択の幅を広げています。

耕うん用作業部(ロータリー)を機体の後方に装備する耕うん方式

左右の車輪の回転数を同じにし、耕うん時における車輪の空転を防ぐ機能

販売計画台数(国内・年間)

1,000台

メーカー希望小売価格(消費税10%込み)

モデル名 メーカー希望小売価格 消費税抜き本体価格
FU700 (JR) 243,100円 221,000円
FU700 (JRM) 264,000円 240,000円

主な特長

○優れた作業性能

・信頼の汎用エンジン「GP200」(排気量196cm3)を採用。
・大径(直径400mm)タイヤの採用によりパワフルな牽引力を実現しています。
・アタッチメントを装着せず、本体のみでの簡易畝立て作業が可能です。

リアシールドを利用した簡易畝立て作業
リアシールドを利用した簡易畝立て作業

○高い操作性

・ハンドルの左側に設定したレバーの操作により、ワンタッチでハンドル高を4段階に調節可能。作業やユーザーの体格に応じた適切な姿勢での作業を可能としています。
・ハンドルの右側に設定したレバーを握ることで、車輪の空転を防ぐデフロックの設定・解除が可能。直進時の安定性とスムーズな旋回を実現します。

○安心機構

・作業中にクラッチレバーを離すことで、ロータリーを停止させるデッドマンクラッチ機構を採用。作業時の安全面に考慮したつくりとしています。

○用途に応じた2つのタイプ設定

-JRタイプ
・耕うん速度を2段階で選択可能とし、効率的な作業を実現します。

-JRMタイプ
・ロータリーカバーの開閉・角度調整や、ロータリーの回転方向(正転・逆転)、ロータリーの爪の方向付け替えなど、用途に応じて柔軟に変更可能とすることで、土揚げ(外盛り耕うん)や中耕・培土など、多様な作業ニーズに対応します。

FU700JRMでの中耕・培土<br>(畝の間を耕して空気を入れ、土を株元に寄せて安定させる作業) *写真は別売のタイヤ3.50装着時
FU700JRMでの中耕・培土
(畝の間を耕して空気を入れ、土を株元に寄せて安定させる作業)
*写真は別売のタイヤ3.50装着時
FU700JRMでの土揚げ (外盛り耕うん)
FU700JRMでの土揚げ
(外盛り耕うん)

主要諸元

名称 FU700
タイプ JR JRM
全長×全幅×全高(mm) 1,441×610×1,190
機体質量〈全装備重量〉(kg) 88
エンジン 搭載エンジン名称 GP200H
種類 空冷4ストローク単気筒OHV
総排気量(cm 196
連続定格出力/回転速度[kW/(PS)/rpm]※3 3.7 (5.0)/3,600
最大出力/回転速度[kW/(PS)/rpm] 4.3(5.8)/3,600
使用燃料 自動車用無鉛ガソリン
燃料タンク容量(L) 1.6
点火方式 トランジスタ式マグネト点火
始動方式 リコイルスターター(手動)
車輪 タイヤ 4.00-7
輪距(mm) 426
主クラッチ形式 ベルトテンション
操向クラッチ形式 デフ(ロック付)
走行変速段数(段) 前進3〈耕うん2〉、後進1 前進2〈耕うん2〉、後進1
走行速度(m/s) 前進0.28/0.40/1.01/、後進0.30 前進0.32/1.14、後進0.38
ロータリー 駆動方式 センタードライブ
変速段数(段) 1 正転1・逆転1
耕幅(mm) 550 正転550/264(内爪時)、
逆転540/314(内爪時)
爪径(mm) 330
回転数 225 正転250、逆転352
JANコード 4945943203766 4945943203773

ここに表示したエンジン出力はSAE J1349に準拠して表示の回転数(エンジン最大出力)で測定された代表的なエンジンのネット出力値です。量産エンジンの出力はこの数値と変わる事があります。 完成機に搭載された状態での実出力値はエンジン回転数、使用環境、メンテナンス状態やその他の条件により変化します