Hondaは、安全運転教育用「Hondaライディングシミュレーター」をフルモデルチェンジし、11月29日(水)に発売します。
Hondaライディングシミュレーターは、路上での実施が困難な二輪車の危険予測トレーニングを仮想空間で行える安全運転教育機器として開発されました。主に自動車教習所に販売しており、二輪免許の取得やライダーの再教育用として活用されています。Hondaが長年培った安全運転のノウハウがつぎ込まれており、1996年の発売以来、国内・海外で約700台販売されています。
3代目となる新型Hondaライディングシミュレーターは、走行中にどの地点で危険を感じ取ったかを記録して走行再生時に表示する「危険予測表示機能」など、危険予測の学習ができるソフトを充実させ、より機能を高めた商品としました。さらに、より多くの教習所で活用していただけるよう、車体に傾斜機能をもたせないことで、軽量・コンパクト化、低価格化を実現しました。
新型Hondaライディングシミュレーターの主な新機能
- ・危険予測学習の機能を向上
-危険予測表示機能※1
危険予測体験コースにおいて、走行時の操作を記録。危険の認知や判断が適切だったかを受講生が学習することができます
-描画ウインドウ機能
任意の場面で映像の中に指導するポイントを図形で描きこむことで、着目点を明確にし、受講生の理解を助けます
-他車との距離測定・分析機能
他車との距離、自車速度から、乾いた路面・濡れた路面など、路面状況に応じた、運転の”余裕度“を分析・表示できます - ・軽量・コンパクト化により搬入時の負担を軽減し、設置エリアの省スペース化を実現
- ・コンパクトながらもオートマチックトランスミッション車とマニュアルトランスミッション車、さらに普通二輪車、大型二輪車のいずれの教習にも対応
- ※1平成28年4月15日 特許登録(特許第5919243号)
販売計画台数(国内・年間)
30台
全国メーカー希望小売価格(消費税8%込み)
861,840円(消費税抜き 798,000円)
- ※「危険予測体験」編、「法規走行体験」編、「ケーススタディ」編、「高速道路体験」編、「描画ウインドウ」編、「昼・夜間・霧モード」編のソフトウェアを標準装備
- ※搬送、設置費は別費用
「ライディングシミュレーター」に関するお問い合わせ先
Honda安全運転普及本部 教育機器課 TEL 04-2955-5751