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2014年06月28日 ニュースリリース

HondaJet量産1号機が初飛行に成功

〜2015年のデリバリー開始に向けた新たなマイルストーンを達成〜

Hondaの航空機事業子会社のホンダ エアクラフト カンパニーは、米国東部時間2014年6月27日に以下を発表しましたので、その内容をご案内いたします。

<ご参考>
  ホンダ エアクラフト カンパニー(Honda Aircraft Company 以下、HACI)は、パールグリーンにメタリックゴールドのストライプの塗装を施したHondaJet量産1号機が初飛行に成功したことを発表しました。

  量産1号機は、米国東部時間2014年6月27日10時18分※1に、HACI本社がある米国ノースカロライナ州グリーンズボロ市のピードモントトライアッド国際空港を離陸し、飛行特性や各種システムの機能試験を行ったあと、HACIの従業員1,000人以上が見守る中、飛行試験を無事に完了しました。これにより、これまで米国連邦航空局(FAA)の型式証明(TC:Type Certification)取得のために飛行試験を重ねてきた認定試験用機に加え、量産1号機についても飛行が開始されます。

  2014年5月にスイスで開催されたビジネス航空ショー「EBACE2014」※2にて写真を初公開した量産1号機の初飛行は、2015年のデリバリー開始に向けHondaJetの量産機の生産が新たなフェーズに入ったことを意味します。HondaJetの開発責任者であり、HACI社長の藤野 道格は、「HondaJetは優れた技術力とものづくりにかける情熱の結集であり、今回の量産1号機の初飛行は最先端の小型ビジネスジェットをお届けする上での重要な節目となります」とコメントしました。

  HondaJetは、量産1号機に施されたカラーリングに加え、シルバー、赤、黄、青の全5色のカラーバリエーションを揃え、北米と欧州で受注を開始しています。現在、HondaJetの生産工場では量産開始に向けて準備が着実に進められており、初飛行に成功した量産1号機を含めて既に10機が最終組み立て段階にあります。2015年1月〜3月に予定されているFAAの型式証明の取得後、すみやかなデリバリー開始を目指します。

量産1号機の初飛行の様子

量産1号機の初飛行の様子

  • ※1サマータイム期間のため、日本時間2014年6月27日23時18分
  • ※2EBACE(ヨーロピアン ビジネス アビエーション コンベンション アンド エキシビション)

ホンダ エアクラフト カンパニー(Honda Aircraft Company, LLC) 概要

設立

2006年8月

出資形態

American Honda Motor Co., Inc. 100%出資

代表者

社長 藤野 道格(ふじの みちまさ)

所在地

米国ノースカロライナ州グリーンズボロ市