Hondaは、水冷・4ストローク・DOHC・縦置きV型4気筒エンジンを搭載した新型のクルーザーモデル「CTX1300」※1を2月21日(金)に発売します。
CTX1300は、「快適技術の体感」を開発コンセプトに掲げたCTXシリーズのフラッグシップモデルです。足着き性を考慮した低シート高の車体はもとより、エンジンや各種装備などのあらゆる領域で優れた快適性を追求しています。
スタイリングには、CTXシリーズ共通の力強い「水平基調デザイン」を採用。特徴的なフロントカウルは、LEDヘッドライトの採用によって、個性的でダイナミックな面構成としています。機能美を追求した存在感あふれる縦置きのV型4気筒エンジンと、流麗なデザインのエキゾーストパイプやマフラーなどによって、ダイナミックで高級感のあるスタイリングとしています。また、740mm※2という低シート高の実現によって、低く構えた独特のプロポーションと取り回しやすさを両立させています。
エンジンは、低・中速域で力強いトルク特性とし、市街地で扱いやすく、縦置きV型4気筒独特の鼓動感を楽しむことができます。
車体は、専用設計のフレームとして、フロントサスペンションには倒立タイプのテレスコピックを、リアサスペンションにアルミ製スイングアームに2本クッションをそれぞれ装着しています。また、前・後輪には新デザインでスタイリッシュなアルミキャストホイールを採用しています。
装備は、コンバインドABSと、ツーリングの利便性を高めるパニアケース、ETC車載器、グリップヒーター、オーディオを標準装備するなど、充実した内容としています。
- ※1受注生産車。「Honda二輪ETC標準装備車取扱店」で販売します。使用するにあたり、セットアップとセットアップ費用 および決済後のETCカードが必要です
- ※2Honda測定値
販売計画台数(国内・年間)
シリーズ合計 200台
メーカー希望小売価格(消費税5%込み)
1,837,500円(消費税抜き本体価格 1,750,000円)
- *価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれておりません
CTX1300の主な特長
スタイリング
CTXシリーズ共通の水平基調デザインを採用し、ロー&ロングのプロポーションとしています。
ヘッドライト、ウインカー、テールランプには、デザインの自由度の向上に寄与し、被視認性に優れたLEDを採用。フロントビューは、流麗かつダイナミックで塊感のあるフロントカウルに、4灯式の高輝度LEDヘッドライトを装備。また、LEDのウインカーを、フロントカウルと一体化したサイドミラーに組み込むことで個性的かつ精悍なイメージとしています。
リアビューは、左右が跳ね上がるような形状のLEDテールランプや、LEDのストップランプとウインカーの採用により、個性的なデザインと被視認性に優れたものとしています。また、標準装備のスタイリッシュなパニアケースによって、CTX1300独自の存在感あるスタイリングとしています。
エンジン
水冷・4ストローク・DOHC・縦置きV型4気筒1,261cm3のエンジンは、低・中域でトルクフルな特性とし、市街地での扱いやすさを追求。また、2軸2次バランサーの採用によって不快な振動を抑え、高速走行において静粛性が高く快適な走りを実現しています。左右に2本ずつ振り分けたエキゾーストパイプは、前側に延長部を設けることで、各気筒の排気音をコントロールし鼓動感にあふれるV型4気筒のサウンドを際立たせています。
車体・装備
740mmという低いシート高や幅広いアップハンドルの採用などで、ゆったりとしたライディングポジションを可能としています。また、燃料タンクをシート下に配置した低重心設計によって、安定感のある走りに寄与しています。
ブレーキシステムは、フットブレーキを操作すると前・後輪に適切に制動力を配分するコンバインドブレーキに、ABSを組み合わせたコンバインドABSを標準装備。さらに、駆動輪の回転数を制御することで過剰なスリップを抑え、車体挙動の変化を抑制する「トラクション・コントロール・システム(TCS)」を標準装備しています。このシステムは、車輪速センサーで得た信号情報をABSモジュレーターを介してECUに送り、スリップ率を算出。電子制御燃料噴射装置(PGM-FI※3)の噴射の間引きパターンを判断し、駆動輪の回転を制御します。
ユーティリティーでは、専用デザインで標準装備である35L※2のパニアケースを左右に配置することで、長距離ツーリングでの利便性を高めています。また、専用に開発したオーディオは、Bluetooth®※4に対応しています。対応するデジタル音響製品(オーディオ、スマートフォン、ヘッドセット)を、ワイヤレスで使用できます。また、メーターの左右に配置した高音質50Wスピーカーと、最大出力40W×2のアンプによって、迫力あるサウンドを提供します。
- ※3PGM-FIはHondaの登録商標です
- ※4すべてのBluetooth®機器との接続を保証するものではありません。また、Bluetooth®機器の位置により音切れなどが発生する場合があります。Bluetooth®は米国Bluetooth SIG, Inc.の登録商標です
その他の装備
- ・ETC車載器を標準装備
- ・寒冷時の快適性を高める、5段階の温度設定が可能なグリップヒーターを標準装備
- ・自動でウインカーの点滅をOFFにするウインカーオートキャンセラー
- ・メンテナンス時に便利なメインスタンド
- ・オーディオシステムに音楽ファイル再生用USB端子を装備(USB機器の充電が可能)
- ・シート下にアクセサリーソケットを装備
カラーバリエーション
ダークネスブラックメタリックとパールサンビームホワイトの2種類を設定しています。
主要諸元
通称名 | CTX1300 | |
車名・型式 | ホンダ・EBL-SC74 | |
全長×全幅×全高(mm) | 2,380×940×1,170 | |
軸距(mm) | 1,645 | |
最低地上高(mm) | 130 | |
シート高(mm) | 740 | |
車両重量(kg) | 338 | |
乗車定員(人) | 2 | |
燃料消費率※5(km/L) | 国土交通省届出値 定地燃費値 |
27.2(60km/h定地走行テスト値) <2名乗車時> |
WMTCモード値(クラス) | 17.8*(クラス3-2)※6 <1名乗車時> |
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最小回転半径(m) | 3.2 | |
エンジン型式・種類 | SC74E・水冷 4ストローク DOHC 4バルブV型 4気筒 | |
総排気量(cm3) | 1,261 | |
内径×行程(mm) | 78.0×66.0 | |
圧縮比 | 10.0 | |
最高出力(kW[PS]/rpm) | 62[84]/6,000 | |
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 106[10.8]/4,500 | |
燃料供給装置形式 | 電子式<電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)> | |
始動方式 | セルフ式 | |
点火装置形式 | フルトランジスタ式バッテリー点火 | |
潤滑方式 | 圧送飛沫併用式 | |
燃料タンク容量(L) | 19 | |
クラッチ形式 | 湿式多板コイルスプリング式 | |
変速機形式 | 常時噛合式5段リターン | |
変速比 | 1 速 | 2.571 |
2 速 | 1.722 | |
3 速 | 1.285 | |
4 速 | 1.041 | |
5 速 | 0.862 | |
減速比(1次/2次) | 1.785/0.878×2.833 | |
キャスター角(度)/トレール量(mm) | 28°30´/118 | |
タイヤ | 前 | 130/70R18M/C 63V |
後 | 200/50R17M/C 75V | |
ブレーキ形式 | 前 | 油圧式ダブルディスク |
後 | 油圧式ディスク | |
懸架方式 | 前 | テレスコピック式(倒立タイプ) |
後 | スイングアーム式 | |
フレーム形式 |
ダブルクレードル |
- ※5燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞など)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります
- ※6WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果に基づいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます
* 2014.11.6訂正
お客様からのお問い合わせは、 「お客様相談センター 0120-086819(オーハローバイク)」へお願い致します。