Hondaは、かねてより埼玉県大里郡寄居町に建設を進めてきた四輪完成車工場である埼玉製作所寄居工場での生産を、本日開始しました。
このたび完成した寄居工場は、人と環境に配慮した「最も環境負荷の小さい製品を最も環境負荷の小さい工場で作り出す」ことをコンセプトに、Hondaの最先端の生産技術と高効率な生産体質の構築により、世界トップクラスの省エネルギーを実現した工場です。塗装工程にショートプロセス高機能塗装技術を採用するなど、先進的で高効率な生産ラインとなっています。
寄居工場ではミニバン「フリード」や、今年の9月に発売を予定している新型「フィット」の生産を行う予定です。生産能力は年間25万台を計画しています。
埼玉製作所はこの寄居工場の稼働に伴い、エンジン生産を行う小川工場、多機種混流生産に対応した狭山工場とあわせた3拠点での運営体制が整いました。
寄居工場はHondaの世界のマザー工場として、世界の四輪車生産をリードする役割を担っています。
今後もHondaは「良いものを早く、安く、低炭素でお客様にお届けする」ことにチャレンジを続けていきます。
埼玉製作所寄居工場概要
所在地
埼玉県大里郡寄居町
敷地面積
約95万m2(緑地28万m2を含む)
生産能力
年産25万台(フル稼働時)
従業員数
約2,000名