Hondaは、2012年度の環境保全取り組み実績と2013年度の目標をまとめた環境報告書「Honda環境年次レポート2013」を発行しました。Hondaは、最重要課題と認識している「気候変動・エネルギー問題」に対応するために、全世界で販売する二輪車・四輪車・汎用製品のCO2排出量の低減を目標に掲げています。また、自らの企業活動で発生する環境負荷の最小化を目指し「企業活動における中期環境取り組み計画」を策定しています。「環境年次レポート2013」では、それらの目標に対する2012年度における進捗、実績などの情報を開示しています。
「Honda環境年次レポート」は、1998年度より毎年発行しており、今回で第16号となります。1992年に制定した「Honda環境宣言」のもとに取り組んでいる環境保全活動の目標と実績を年度ごとに報告し、多くの方々のご意見をいただくためのコミュニケーションツールとしています。
「Honda環境年次レポート2013」で公表している主な2012年度(2012年4月〜2013年3月)の実績は以下の通りです。
「2020年製品CO2低減目標」に対する2012年度の実績
- ・Hondaの製品から排出されるCO2の全世界平均値
対象 | 2020年度目標 (2000年度比) |
2012年度実績 (2000年度比) |
||
製品 | 四輪車 | g/km当たり | 30%低減 | 15.2%低減 |
二輪車 | g/km当たり | 30%低減 | 27.4%低減 | |
汎用製品 | kg/1時間当たり | 30%低減 | 14.7%低減 |
「日本の企業活動における中期(2011〜13年度)環境取り組み計画」と2012年度の実績
環境側面 | 対象 |
項目 | 2013年度目標 (特記なしは2000年度比) |
2012年度実績 (対象年度比) |
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気候変動・ エネルギー |
企業活動※1 | CO2排出量 | 5%低減 | 売上高当たり | 6.0%低減 | |
輸送 | CO2排出量 | 10%低減 (2006年度比) |
トンキロ当たり | 21.1%低減 | ||
資源循環・ 水資源 |
企業活動※1 | 廃棄物等発生量 | 5%低減 | 売上高当たり | 7.7%低減 | |
廃棄物直接 埋立・処分量 |
国内連結全事業所 ゼロ化継続 |
国内連結全事業所 ゼロ化達成 |
||||
製品 リサイ クル |
四輪車 | ASR※2 リサイクル率 |
70%以上 | 94.2% | ||
二輪車 | リサイクル実効率 | 95%以上 (2015年度までに) |
92.3% | |||
企業活動※1 | 水資源使用量 | 5%低減 | 売上高当たり | 31.7%低減 | ||
環境負荷 物質 |
生産 | VOC※3排出量 | 30%低減 | 四輪車体 塗装面積当たり |
50.1%低減 |
- ※1本田技研工業(株)と(株)本田技術研究所、ホンダエンジニアリング(株)、(株)ホンダアクセスの範囲
- ※2ASR(Automobile Shredder Residue):自動車由来のシュレッダーダスト
- ※3VOC(揮発性有機化合物):主に塗料やシンナー中に含まれる有機溶剤に由来する光化学オキシダントの原因となる化学物質
本レポートは本日よりHondaホームページからダウンロードが可能です。
ホームページアドレス:http://www.honda.co.jp/environment/report/media/download/
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