ニュースルーム

2013年05月28日 ニュースリリース

Honda、インドで二輪車の第三工場を稼働開始

Hondaのインド現地法人であるホンダモーターサイクルアンドスクーターインディアプライベート・リミテッド(本社:インド・ハリアナ州 社長:村松 慶太)は、現地時間2013年5月28日11時00分(日本時間同日14時30分)に以下を発表しましたので、その内容をご案内いたします。

<ご参考>
 Hondaのインドにおける二輪車生産・販売現地法人であるホンダモーターサイクルアンドスクーターインディアプライベート・リミテッド(以下、HMSI)は、本日、第三工場開所式典を行いました。

 インド南部のカルナータカ州ナルサプール地区に建設した第三工場は、年間120万台を生産する工場として6月より本格稼働を開始します。また、今期中に年間60万台の生産能力拡大を行い、生産能力を180万台とすることを発表いたしました。

 この工場は「喜びを次世代へ」のコンセプトに基づいたグリーンファクトリーとして、水の年間使用量の30%以上を雨水活用でまかなうなど、先進環境技術の実現に取り組んでいます。
 また、品質の優れた商品を効率的に生産するため、機械加工の自動化やシーム溶接の自動化、高効率塗装ラインなどの生産技術を導入しました。

 第三工場への投資額は、今期中のさらなる能力拡大も含め、135億ルピー(247億円)※1となる予定です。

 HMSIの年間生産能力は、既存の第一工場の160万台と、第二工場の120万台、第三工場の180万台を合わせて合計460万台となり、今後長期にわたり拡大する市場への対応に備えます。

 北部にある第一工場、第二工場から約2,200km離れた南部に第三工場を構えることにより、「良い物を早く、安く、低炭素でお客様に提供する」という生産体制を構築し、伸びゆくインド市場のお客様へ喜びをお届けしてまいります。

※1 1ルピー=1.83円換算

HMSI年間生産能力

  第一工場 第二工場 第三工場 年間生産能力 計
2012年3月 160万台 120万台 -
280万台
2013年前半 160万台 120万台 120万台 400万台
2014年前半 160万台 120万台 180万台 460万台

工場概要

  第一工場 第二工場 第三工場
所在地 ハリアナ州グルガオン地区
IMT※2マネサール地域
ラジャスタン州アルワル地区
タプカラ工業地域
カルナータカ州
ナルサプール地区
生産能力 160万台/年 120万台/年 120万台/年
(稼働開始時)
180万台/年
(2014年前半予定)
敷地面積 21万m2 24万m2 39万m2
生産機種 スクーター:
Activa、Dio、Aviator
モーターサイクル:
CB Unicorn、CB Shine、CBF Stunner、CB Twister
スクーター:
Activa
モーターサイクル:
CB Twister、CB Shine
スクーター:
Activa
モーターサイクル:
ドリームユーガ
従業員数 約7,800人 約3,600人 約2,600人
(2013年5月時点)
約4,500人
(2013年末)

ホンダモーターサイクルアンドスクーターインディアプライベート・リミテッド/
Honda Motorcycle & Scooter India Pvt. Ltd. 概要

設立

1999年8月

本社所在地

ハリアナ州グルガオン地区IMT マネサール地域

資本金

31億ルピー(57億円、1ルピー=1.83円換算)

出資比率

本田技研工業株式会社 100%

代表者

社長 村松 慶太(ムラマツ ケイタ)

事業内容

二輪車の製造および販売

販売店拠点数

1,329店(2013年5月時点)

  • ※2 IMT=Industrial Model Township